2018年10月

褥瘡予防への取り組み

ふ く の 若 葉 病 院
褥瘡対策委員会

「褥瘡とは」

一般的に「床ずれ」とも言われています。これは一定の部位に一定圧以上の圧が加わることにより生じる皮膚損傷です。自分で体の向きを換えられない方は皮膚の摩擦やずれ・圧迫などの要因や栄養状態の低下、基礎疾患などの要因で発生します。

褥瘡対策委員会の取り組み

★「褥瘡を予防する」を積極的に行っています。
1.褥瘡に関する危険因子の評価、栄養状態の評価などから総合的に
  褥瘡治療計画を立案し実施します。
2.具体的な体位変換の方法、ポジショニングについて職員間で統一
  できるようにしています
3.体圧分散寝具(マット)を整備し、療養環境を整えています
★褥瘡がある場合は褥瘡対策委員会が中心となり専門的治療を行います
1.褥瘡回診を1回/月行い、委員会で検討し適切な処置を行います
2.褥瘡の症例検討を行い、発生要因や悪化要因を特定し処置内容や
  ポジショニングの見直しを行い、受け持ち看護師や介護士と協働
  で早期治癒を目指しています
3.栄養状態を評価し、必要であれば栄養サポート委員会と協力し食事
  内容の見直しや補助食品の提供など行います
★職員教育
1.褥瘡に関する治療方法やケア方法など研修を1回/年行っています
2.「褥瘡だより」を2回/年発刊し職員に新しい情報を提供しています

褥瘡対策委員構成メンバー

医師・看護師(院内認定看護職と各病棟看護職)・各病棟介護職・リハビリ職員
管理栄養士・薬剤師です。
各々専門性を生かして褥瘡予防、褥瘡ケアに携わります