2018年10月

院内資格認定制度について

ふ く の 若 葉 病 院

「院内資格認定制度とは」
 ふくの若葉病院は、今年9月から「質の高い看護・介護の提供と医療の安全に貢献する」ことを目的に、「院内資格認定制度」を導入しました。 「院内資格認定制度」とは、床ずれの予防・手当てや排泄関連など、特定の専門分野において、熟練した技術と専門的知識をもって看護・介護ができる職員を病院が独自に認定する制度です。
 院内外での活躍が期待されます。



○院内資格認定の職員を紹介します。

褥瘡(床ずれ)ケア  看護師 松田 二美
 当院では、在宅や地域の介護施設などで褥瘡を発症した方の治療目的の入院を受け入れています。私は褥瘡対策委員長をしています。褥瘡対策委員会では褥瘡の治りやすい環境を整え、治療の促進が図れるよう活動を行っています。理学療法士や管理栄養士等、多職種が集まり褥瘡回診を行い褥瘡予防・ケアの支援を行います。また、人工肛門、胃ろう周囲などの皮膚トラブルや高齢者の弱い肌のケアなど、様々な皮膚ケアに対する支援も行います。
 入院されている患者さんや在宅で療養生活を送っておられる方に、少しでも健康な皮膚を 維持し、清潔な身体で過ごして いただけるよう支援します。
排 泄 ケ ア   介護福祉士 古田 あゆみ
 おむつフィッター3級の資格認定をもっています。
 おむつフィッターとは、排泄の困りごとに対して、おむつを含む排泄用具はもとより、医療や住環境、食事など幅広い視点からアドバイスできる人に認定される資格です。
 排泄に何らかの障害が生じても、適切な情報や提案があれば、ご本人や介護される方はより快適な生活を送ることができます。
 介護する人やされる人が「どういう暮らしをしたいか」という希望も踏まえ、一緒に解決策を考えていきます。
 在宅で介護されておられるご家族 からの相談にも対応いたしますので、お気軽に声をかけてください。