富山県南砺市の医療療養病院。ふくの若葉病院です。

基本方針

　医療法人社団良俊会ふくの若葉病院の基本方針を次のとおり定める。

１．個人の尊厳と生活の質（QOL : quality of life）を尊重し、十分な説明に基づく理解と選択（インフォームド・コンセント）を前提とした良質な診療、看護、介護を提供します。

２．地域に根差した病院として、他の医療機関や保健・福祉との連携を推進し、一貫した診療、看護、介護に努めます。

３．亜急性期医療、慢性期医療及び終末期医療に力を注ぎます。

４．適切で確実な安全管理に努めます。

５．適切な言葉と態度を心掛け、安心と満足が得られる診療、看護、介護に努めます。

６．優秀な人材の確保と育成を図るとともに、診療、看護、介護の質向上に役立つ研鑽に励みます。

７．健全経営を維持し、その成果は医療活動を通じて広く社会に還元し、地域から信頼される病院を目指します。

以上

制　定　：　平成１５年４月１日

改　定　：　平成２０年９月１日

倫理綱領

　医療法人社団良俊会ふくの若葉病院（以下「病院」という。）に働く職員は、病院の理念及び基本方針に基づき、地域の人々の健康を守るために、限りない愛情と責任を持って最善の努力を尽くさねばならない。
　この使命を達成するために、病院職員が遵守すべき基本的行動基準を、病院の倫理綱領として次のとおり定める。

　１．常に良心と尊厳をもって職務を実践し、患者の最善の利益に従って行動する。

　２．患者の人権、公民権の行使を尊重し、良質の診療、看護、介護を差別無しに提供する。

　３．患者の自己決定の権利を最優先として、十分な説明に基づく理解と選択を前提としたインフォームド・コンセントを実践する。

　４．患者の人格を尊重し、やさしい心で接するとともに、診療、看護、介護の内容についてよく説明し、信頼を得るように努める。

　５．生涯学習の精神を保ち、つねに診療、看護、介護の知識と技術の習得に努め、その進歩・発展に尽くす。

　６．診療、看護、介護の公共性を重んじ、社会の発展に尽くすとともに、法規範の遵守および法秩序の形成に努める。

　７．互いに尊敬し、協力して診療、看護、介護に尽くす。

　８．職務にあたって営利を目的としない。

以上

制　定　：　平成１５年４月１日

参　考　：　日本医師会「医の倫理綱領」
　　　　　　世界医師会「医の倫理の世界綱領」
　　　　　　日本病院会「日本病院会の倫理綱領」

患者さんの権利

�T　当院では、患者さんのベストパートナーとしての医療・看護・介護を目指しております。そのため、当院の医師及び医療従事者は、以下の「患者さんの権利」を認識し擁護しております。

１．良質の医療を受ける権利

２．選択の自由の権利

３．自己決定の権利

４．情報を得る権利

５．機密保持を得る権利

６．健康教育を受ける権利

７．尊厳を得る権利

８．宗教的支援を受ける権利

�U　当院では、「患者さんの権利」を尊重するために、以下の５点について取り組みを行っております。

１．インフォームド・コンセント

　　　医療・看護・介護の方針や内容について、患者さんやご家族に解りやすい言葉で説明し、十分なご理解に基づく選択と承諾の下で、医療・看護・介護を行います。

２．セカンド・オピニオン

　　　現在行っている医療について、別の医師や医療機関の意見を求めたいと希望される方には、積極的に協力をいたします。
　セカンド・オピニオン実施の手順は、診療部業務マニュアルを参照

３．診療情報開示

　　　ご自身の診療録（カルテ）等の診療情報の閲覧・謄写を希望される患者さんには、医師と患者さん及びそのご家族が相互に信頼関係を保ちながら、より質の高い医療を目指す目的で、当院の「診療情報開示規程」に則り対応いたします。

４．病室の氏名標記

　　　入院患者さんのプライバシーを保護する目的で、入院時に氏名標記の可否を確認いたしますので、希望されない患者さん及びご家族はお申し出ください。

５．地域連携室（苦情相談窓口）

当院では、１階に地域連携室（苦情相談窓口）を設けております。入院療養中の患者さんやご家族の悩みごと、ご心配ごとについて一緒に考え、解決のお手伝いをする専門の相談員がご相談をお受けいたしますので、お気軽にご利用ください。

平成15年4月1日　制　定　

平成25年4月1日　一部改訂

令和2年12月1日　一部改訂

令和3年5月21日　一部改訂