平均48〜50才に閉経しますが、その前後して、ほてり、発汗、冷え、不眠、イライラなどの症状が起こることがあります。
これが更年期障害です。
個々により、症状の程度は異なりますが日常生活の障害になる場合には治療の対象となります。
治療はいろいろありますが、当院では、漢方を中心に治療を行っています。
もちろん必要に応じてホルモン補充療法(HRT)を行っています。
漢方治療は、桂枝ぶく苓丸(けいしぶくりょうがん)、加味しょう遥散(かみしょうようさん)、当帰しゃく薬散(とうきしゃくやくさん)、温経湯(うんけいとう)、女神散(にょしんさん)などを用いています。
症状が強い方には、ホルモン補充療法(漢方との併用、単独投与)も行っています。
更年期症状の症状や体格・体質(証)によって漢方薬を処方しています。 |