胎児心拍モニタリング

Tsuda Ladie's & Maternity Clinic


当院では妊娠10カ月になると、赤ちゃんが元気か否かを調べています。
胎児心拍モニタリングでは、陣痛発来しておらず胎児ストレスのない状態でモニタすることをNST(non stress test)と言います。
外来では、妊娠36週頃の4回目の無料券を使うときからNSTを行います。その後2週間ごとに行い予定日が過ぎてからは毎回行います。

NSTは、仰臥位にし安静にした状態で約30〜40分間モニタします。
これは、この時期の赤ちゃんは20分ごとに起きたり寝たりしているので30〜40分間モニタします。

陣発入院後は理想的には連続モニタを行うのが良いが、母体を拘束する面があるため入院時にすぐモニタを行い異常がなければ、その後は間歇的に行っています。
児心音に異常があった場合や分娩誘発を行っている場合には連続モニタになります。

10ヶ月前でも、お腹がよく張る(切迫早産)、赤ちゃんが小さい(子宮内胎児発育遅延)場合にはモニタを行います。