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この HP は 2013/09/21 に JA9BKJ が 立山山頂レピータ JR9VQ 439.12Mhz 標高 3000m の メンテナンス に行った時の記事及び写真です。
標高 3000m ともなれば空気が薄く登るのも大変でした、ただ夕日ご来光等は見れば疲れも吹っ飛びます、大変素晴らしい景気に感動しました、次回も メンテナンス に行きたいですね。

(この HP の全ての画像はクリックすればフルサイズで表示されます)
JR9VQ.gif
日本最高地点 標高3000m にあるレピータです!!
立山山頂レピータ

上の写真が 立山山頂レピータ JR9VQ 439.12Mhz 標高3000m の設置場所の全景です、13/09/23 ご来光直後の写真です、 三角点(社務所左側の少し高い所)の標高は2991.6mです、頂上の社殿(標高3003m)の直下の標高3001m位から写した写真です、 立山一帯は国立公園に指定されていますそんな関係で色んな規制が掛かっています、そんな中に JR9VQ は今日も元気に動作してます。

上記写真の場所 JR9VQ の設置場所です、地図 A、 又は 地図 B、北アルプスのど真ん中です、 有名な黒部第四発電所のすぐ西側です、そこが立山です、写真の左側が黒四方向(長野県方向)、右側が富山県方向になります、新潟県の糸魚川 上越 妙高方面が見通し、 長野県の大町 松本方面が見通し、富山県は呉東方面(東部)と呉西方面(西部)の一部は見通し、標高3000mとなれば360°見渡せます、 遠くは富士山 南アルプス 中央アルブス 北アルプスの全ての山々は晴れていれば良く見えます、そんな環境に位置するレピータなんです。


1.富山市−−>立山駅−−>美女平−−>室堂−−>一の越し−−>立山山頂

一の越しから室堂を望む JR9VQ に行くには、富山市から電車か自家用車で立山駅(有料駐車場有り)まで行きます、そこでケーブルカーで美女平まで登り、 そこから低公害バスで立山黒部アルペンルートを走り室堂(標高2500m)に到着します、ここからが歩きになります、立山駅からここまでの所要時間は接続時間を除いて 約1時間位です。

今回は工事と言う事で工事用の4Noの車両で立山駅から4Km先の有料道路桂台ゲートから立山黒部アルペンルートに入ります、 このゲートからは観光バスと事前に許可書をもらっている工事用車両しか入れません自家用車は入れません、室堂までは28Kmですが約50分位は掛かります、そこからは歩きです。

写真は室堂から歩きで約1時間の一の越し(標高2700m)からの眺望です、ここからが急に坂がひどくなりかなりの勾配を登る事になります、 立山山頂までは標高差300mを登る事になります。

一の越し(標高2700m)からはかなりの急勾配を登ります、標高差300m登るのは大変です、両手を使わないと登れない所もあり大変きついです、 ただ小学生でも登っていますので頑張って登ります。

一の越し(標高2700m)から立山山頂(標高3003m)までは約1時間掛かります、歩きで室堂から2時間で立山山頂(室堂から標高差500m)に立つ事が出来ます。

一の越しから少し登った所から立山山頂を望む


2.立山山頂 周辺

立山山頂標高2991.6m三角点横2m ご苦労様でした、室堂より約2時間で、立山山頂(室堂から標高差500m)(標高2991.6m三角点)に到達しました、写真の様に絶景です、左が社務所、 右が山頂社殿(標高3003m)です。

右側が黒四長野県側で、左側が富山県側です、社務所は昭和40年に建造されてます、また山頂社殿は8年前に再建されてます、総けやき作りですがかなり傷んでます、 自然の風雪の物凄さが伝わります。

登りきった所に三角点が有ります、写真はそのプレートです、プレートの横に実際の三角点が御影石と言う感じで有ります、皆さんそこで写真を撮ったりしてます、 その景色とプレートを見て感激してます。 立山山頂標高2991.6m三角点プレート

立山山頂標高2991.6m三角点横2mに案内図 立山山頂三角点標高2991.6m横2mの所に、案内図360°のパノラマ図です、内容は回りの山の名前 見える町の名前 河川の名前等表示されています、 地表に台を作りそこに埋め込まれています。


3.立山山頂 立山山頂レピータ JR9VQ 439.12Mhz 標高3000m のANT

社務所の右側に JR9VQ のANTが有ります、ANTはGPですが雰囲気としては富山県よりも長野県東京方向(南東方向)に良く飛ぶ様な感じの設置になっております、 富山県は距離的に近いですから余り影響が有りません。

社務所前はシーズン中は登山客で満員になります、その右側の一角に1.5m四方x2m高のが台がベースになりANTが立てられてます、 が台の中に付近の石2tを入れて倒れない様にしてます、風速50m/sの風が吹いてもOKでした。

JR9VQ のANT1

JR9VQ のANT2 JR9VQ のANTです、1mのが台x2段の中に6mのポールが入り、その上部に特殊金具の上に430MhzのGPが乗っています、 もう一方の方には雷避け装置が2段に装着されています、詳しくは下記写真、またGPからの同軸は金属パイプに入れて下までシールドされてます。

6mのポールには急角度のステーが2段取って有ります、上のステーはFB(フラットバー、平鉄)を使い、下のステーはアングルを使ってます、 急角度でステーを取っているのは積雪時にステーに力が掛からない様にする為です。

写真ではが台等が錆びてますが、メンテナンスでは錆びを落として亜鉛系の塗料を塗ってきました、昨年塗ったのがかなり効いてましたので期待できる塗料です。

雷避け装置の詳細、2段にGPに対して90°の金属パイプ2本を配置してます、これにより通常の直撃以外の雷は防ぎます、リピータ本体にダメージは与えません、 ただ落雷に付いてはこれ以外に対策を一杯施してます、標高3000mの世界では徹底的に落雷対策をしないとANTはもちろんレピータ本体も一発で吹っ飛びます。

なを今のANTは冬期用のANTで、春から秋へはもう少しゲインの有るANTにしてます、正確に言うとANTの天辺で標高3000m位(冬期用)です、 春から秋用で天辺で3004m位です。。

ANTから来た同軸は直下のBOXでプリアンプを通り、レピータ本体に同軸で接続されてます、ここを1Fとすればレピータ本体はB1と言う事になります。

落雷対策はノウハウが必要なので、管理者は落雷対策のプロです、ただ今まで壊れて停波したのは落雷以外の原因が多いです、様は全て一点アースされています。

JR9VQ のANT3


4.立山山頂 夕日 ご来光 ご来光を見に登って来られた方に聴きました「苦労して登って来て良かった」 と皆さん感激されてました。

  また夕日が見える時間には誰も居ません、何故かと言うとこのシーズンにはバスの最終時間が有り誰も居なくなるのです、 ただ山小屋に泊まる方もこの時間だと山小屋に行かないとと言う事なんです。

13/09/21の夕日
13/09/21の夕日
13/09/22のご来光1
13/09/22のご来光1
13/09/22のご来光2
13/09/22のご来光2
13/09/22のご来光に感激の皆さん1
13/09/22のご来光に感激の皆さん1

13/09/22のご来光に感激の皆さん2
13/09/22のご来光に感激の皆さん2
13/09/23のご来光を見ようと真っ暗の中一の越しから登ってます
13/09/23のご来光を見ようと真っ暗の中一の越しから登ってます 
13/09/23のご来光1
13/09/23のご来光1
13/09/23のご来光2
13/09/23のご来光2


5.立山山頂レピータ JR9VQ 439.12Mhz 標高3000m その他

1.そんな標高3000mに位置しますので、電気は来てませんが朝と夜のみ社務所に45Kwhのデーゼル発電機x2台(A、B有りどちらか1台が朝夜のみ動作、日中夜中は停止バッテリーで全て動作(社所内の使用電気照明等も))の内1台が回りそれに頼って動作しますが、発電機が回っていない時には、 バッテリーで動作してます、バッテリーは発電機が回った時に充電します、大容量のバッテリー大量に使っています。

2.ANTは社務所右側にが台の上に6mのポールの上に載せてます、レピータ本体は社務所の中に設置してます、その辺の詳しい内容は  立山山頂レピータ JR9VQ 公式サイト をご覧下さい。

3.全ての物資資材荷物等は室堂(標高2500m)のちょっと下のヘリコブター基地(天狗平付近)からヘリコブターで荷揚げされています、 ゴミ等の廃棄物も全てヘリコプターで降ろされます、そんな関係で社務所で売られている飲料の高いのもお判り頂けると思います、近くの山小屋も全てヘリコブターを利用してます、 全てヘリコブターで荷揚げされた物です。

4.上記の様に、今までのレピータ関連の機器機材 バッテリー ANT ANTが台 工具 メンテナンス機器機材等全て、ヘリコブターで荷揚げした物です、 メンテナンス時期には事前に、ヘリコブターに荷揚げしてもらいたい物を指定の場所に持って行って、事前に立山山頂社務所に荷揚げしてもらってから、 後日メンテナンスに行くと言う事になります、自分で持って行く物は、自分の着替え等の本人の物ばかりです、 それでも2泊3日となれば7-8Kgをリックに入れ背負って登る事になります、慣れてないので大変重く空気も薄いので余計に大変なんです。

5.自然環境は最悪です。
  1.雷は下横上から落雷します直撃でANTは溶解しますがリピータ本体は壊れないように落雷対策をバッチリしてます。
  2.風は最大50m/sの風が吹いても倒壊いないように対策してます。
  3.降雪は稜線の関係でそんなに積雪は有りませんがANTステーはFBとアングルを使って急角度で設置してますが雪の重みで曲げられます。
  4.温度は最低-40℃位は普通に下がります。
  そんな過酷な状況で動作してます、だから毎年何度かメンテナンスしないとすぐに壊れて動作しなくなります。

6.今回は13/09/21から13/09/23の2泊3日でANTの交換、が台の塗装、同軸の交換、レピータの調整と多岐に渡り2人で頑張ってメンテナンスして来ました。


ご注意 及び お願い!!

立山山頂レピータ JR9VQ 439.12Mhz 標高3000m 超広域レピータです、標高3000m級の高い位置に設置してます、 ご利用は歓迎します、毎年苦労してメンテナンスをして動作させいてる、日本で一番高所に有るレピータなのです、過酷な条件のもとで冬場毎回何かが壊れ春にメンテナンスします 、そして秋に止めます(止めない年も有ります)、そんな関係でレピータの運用ルールを厳守してお使い下さい、コールサインを正確に言って下さい、 リポート交換を言って頂ける事を望みます、TEST送信は1回で判りますから何度もしないで下さい、またお話は短時間でお願いします、 非常に広範囲(47都道府県及び外国からのアクセスが確認されてます)に飛びますので他の方が使いたいかも知れませんし、 管理者及び関係者は24時間ワッチしている事を自覚して利用して下さい。

もう一点思う事、レピータ使用後に「レピータを使わせて頂きありがとう」 と言っていらっしゃる方がいますがそれは不要です、私はそんな事言った事は有りません、レピータは誰でも使って良いです、 ルールを厳守して使用頂ければそれで良いです。

リンク
立山山頂レピータ JR9VQ 公式サイト。
立山山頂レピータ JR9VQ 公式サイト ライブカメラ。
6.今現在の富山の平地のお天気 カメラ

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