10cmF10マクストフカセグレン
(スカイセンサー2000PCによる半自動導入仕様:笑)

手軽に観望できる赤道儀が欲しくなり、ヤフオクに出ていた中古マクストフ望遠鏡(MC-MTO11)赤道儀を入手。
予想通りのコンパクトさで、望遠鏡というよりはレフレックス型の望遠レンズという感じ。米国ミード社ETXシリーズと
同等の望遠鏡ですが、こちらはロシア製。設計や形に古さを感じさせますが、至ってまじめに作られています。

↑全体像↑
とりあえずこれまた古い
スリック製ビデオ用三脚
を使用。
触らなければブレは
ありません。
三脚にぶら下げてある
のがビクセンSS2000PC
コントローラ
両耳軸にLEDを付けて
暗がりでも赤緯目盛が
読みとれるようにした。
赤経部のみ追尾モーター(譲渡品は部品が足りず使用不能だった)付き。
赤緯部はタンジェントスクリュー部分微動のみ。↑追尾モータは赤経軸との
接続パーツに欠品があり、コントロール装置も無いため使用を断念。代わり
に余っていたEM-10用SS2000PC(マーキュリー)を使うことに...。
右写真のように旧モーター取り付けねじを利用し細長い鉄板を介して微動
ねじに直結。ウォーム歯数とか分からず、SS2000PCの設定に困りましたが、
何とEM-10の設定値のままでOKでした。(+075×144)直付けよりも減速ギ
ヤを入れたいところ。→-***×144に変更すれば済む。ところが、-にすると、
導入後の微調整ボタンが作動しないというバグがあることが判明し、断念。
(取り付け位置を反対側(東)にすることも考えたが、場所が西側より狭いので
止めた)
直結でも望遠鏡が短く小さいため、今のところトルク不足には至らない..。
ファインダーは接眼部傾斜型でねらいをつけにくいが、正立像なので意外と見やすい。

架台部分は鉄板及び鋳物で作られており、見かけ以上に重い。フォーク部分は華奢な感じに見えるが、この望遠鏡の
大きさに見合った強度があり、眼視観察には問題がないと思う。作動時のガタはない、が、微動つまみ等を操作すると
微振動(ブレ)が起きる。ピント調節は鏡筒リングを回すため、このときの微振動が避けられない。
【インプレッション】とりあえずここまで修復改造したので、実際に星を観望してみました。
<光学系>印象として、まず「意外と暗い」こと
・ビクセン10cmF9ED屈折よりも暗いのは当然として、昔使った10cmF10反射よりも暗いと感じた。
 副鏡の影響かも知れない。←その後、光学部を分解してみたら、主鏡の穴径が意外と大きく、
 直径の3分の1近くあるようだ。これでは集光力不足になのは致し方ないと納得。
・星像は、期待したほどでもない?←(これも10cmED屈折のイメージが強すぎるためかも..)
 一応、星は点像ではあるが、焦点内外像がきれいでない。(円が少々いびつ=内像の方が汚い)
 あまりにも気になったので、分解し掃除を兼ねて再点検した。焦点内外像の違いから締め付けが
 強すぎるのでは?と思い、再組立の際に意識して弱めにしたら少し改善したような気がする。
◆飾っておくために入手したのでなく、(写真撮影中の暇つぶし?の)星空観望用と考えているので
 ちょっと迷っています。(とはいえ、ETXシリーズを買えるほどの予算がないからこれにした=笑)
<工学系>
・微動装置にガタはなくスムーズで、眼視だけなら問題ない強度と作り。
・SS2000PCによる半自動導入は、楽しめます。案外半手動の方が早く導入できます。
 欠点は、スカイセンサーがドイツ式赤道儀用であるため、子午線を挟んだ時にテレスコープウェスト/
 イーストの反転動作を始めてしまうこと。→フォーク式赤道儀には全く不要な動作。赤経クランプを
 ゆるめて手動で180度反転させることで回避(この方が早い..笑)か、東←→西へ向きを変える際に
 コントローラに目的基準星を入力後、手動で同天体を導入。視野の真ん中に導入したらアライメント
 ボタンを押して1点アライメントすることにしています。
 SS2000PCの設定で何とかならないのかなぁ??誰かご存じでしたら教えてください。
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