急性期の症状が落ち着き、症状が安定されてきた患者様方に対し、当院では過度な安静や自室にこもりきった入院生活となることを避けるため、日中の離床の促しと共にクラブ活動・レクリエーション活動への参加を呼びかけています。
レクリエーションでは閉鎖的となりがちな入院生活の中で、患者様が退院後の生活を送られる地域社会との接点を持つという事を目的とし、地域活動されているボランティアさんの協力を得るなどした院内での演芸会・コンサート・軽運動等様々な催しを企画しています。また、院外活動を目的としたバス旅行やBBQ等患者様自身が社会体験する機会を持っていただけるようにも工夫しています。
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クラブ活動では入院患者様方が「楽しみながらも、ちょっと頑張れる時間」と感じていただけるよう、趣味などを楽しむ中にも『一つのことへの取り組み(集中力や根気の持続)』が出来るようにと働きかけています。入院中の「やり遂げた」という体験が退院後の社会生活の中で、ほんの少しでも自信となればと考えています。
作物の栽培活動では、収穫の喜びや栽培の達成感を経験していただくことを目標とし、販売活動では施設との交流など「院内から地域へ」患者様の生活圏の広がりを目標としています。
主に毛糸を使った「アクリルたわし」や「レース編み」などの作品作りに取り組んでいます。編物をしながらの楽しいおしゃべりのひと時で患者様同士が「ほっ」と出来る時間の共有を目指しています。
ともすると臥床がちとなり運動不足な入院生活を送る患者様の身体機能維持を目的とし「命の貯蓄体操」を実施しています。呼吸法を取り入れたゆっくりとしたペースの運動は体の急激な負荷も少なくて好評です。
毎回ひとつのメニューを決め、グループごとに簡単に調理できるものを作っています。調理を通して、少しでも普段の入院生活に楽しみが持てること、自らの経験を生かす機会が増えること、作り出すことの喜びや、または失敗することでの学習の機会を得ることを目的としています。現在は3ヶ月に一度の活動ですが、将来は退院後の生活に根ざした調理練習の場として展開していく予定です。
月に1度、自己表現の出来る場として、また合唱や合奏を通じて協調性や一体感を体験できる場として活動を行っています。音楽により、謳歌した青春時代が想起され、涙ぐまれる方や、大きな声を出すことで、ストレスの発散につながり、終了後にはすっきりとした表情をされる方もいらっしゃいます。