プロフィールその他(日常雑記)    

    ナカーラ」 (このサイトの作成者、富山県生まれ) (性別・男)

 
 (日常雑記については、プロフィールの下に書きましたので、面倒でしょうが、
  少しスクロールしてください。)   
             

 小3のころ某ヤマハの音楽教室に通ったが、女子の多さと迫力に圧倒され、
   あえなく1年でダウン。 


* 小5くらいから、家にあった初期のステレオで、植木等から海外のポップスまで
   いろいろ聴くようになる。  (もちろんシングル盤で)


   同じ頃、学校の合唱部でコンクールめざして猛練習の日々を送る。  

  また、鼓笛隊では小太鼓を担当し、リズムの楽しさにも目覚める。

* 中1からは「ビートルズ」や「ビーチ・ボーイズ」にハマり、アコギを弾き始める。 
  友人と二人で、オリジナル曲を演奏する。
    

 ラジオの深夜放送でのヒットチャート番組で、多くのポップスやロックの曲を
   聴いてハマる。  


 高2のころ、近所の高校の先輩からジャズのレコードを借りたり(とくにマイルズ・
  デイヴィスの「Stuff」のカッコよさにしびれる)、こっそりジャズ喫茶に入り浸ったりして、
  ジャズにハマる。

* 進学校なのに(この高校時代の記憶は、今は、ほとんど失われている)、高2の秋から
  音楽部に突然入部を希望し、ペット(その時はマイルズ・デイヴィスにハマる)の練習
  (ロング・トーンばっかり?)を山に向かっておこなう。

* ペットに挫折し、こうなりゃなんとしても大学で、サックスでジャズをやると決意する。

* 一浪後、東京にある大学に入り、すぐにビッグ・バンドに入って(ここの体育会系体質は、
  肌に合わなかった)アルト・サックスを吹くことになる。 

* その後いろいろあり、軽音楽部に入ってジャズ漬けの日々。
   (二つのバンドを掛け持ちしていた)

* 4年で卒業し、富山に戻り、社会人生活を送る。

* そして、ジャズ・ギターにハマる。 

* 2003年11月、友人の助けもかり、このサイトを作成する。
 

* 「わがまま」に、そして気楽に、自分の好きな音楽を楽しもうと決心する。
 
 

   最近よく読んでいる本の著者は、養老孟司氏、内田樹氏、池田清彦氏であるが、
  なかなか参考になる意見も多く、お薦めである。

   ついでに、戦国や江戸時代関係の本では、私が個人的に私淑している
  小和田哲男氏はじめ、山本博文氏、鈴木眞哉氏、藤本正行氏、竹内誠氏、大石学氏、
  氏家幹人氏の本が面白く、しかも、わかりやすく書いてある。
  

   前から興味をもって調べている浮世絵関係では、白倉敬彦氏、
  中国古典関係では、守屋洋氏の著作を薦めたい。

  古代中国の思想家については、浅野裕一氏の著作。

   ルネサンス・バロック音楽では、皆川達夫氏の評論が信頼できると思うし、
  古楽全般の評論では、那須田務氏のものが参考になる。
  
   この3月、皆川達夫氏のバロック音楽についての基本的名著『バロック音楽』
  講談社現代新書 が改訂され、講談社学術文庫となって発売された。(これはお薦め)
  (ちなみに、私がよく聴くのはJ・S・バッハとフランスのバロック音楽)


   以前から好んで読んでいたSF(日本のSFも)では、ロバート・シェクリーと
  フィリップ・K・ディック、シオドア・スタージョンの作品が好み。(長編は苦手) 
  
   好きなエッセイストは、「東海林さだお」と「阿川佐和子」のお二人。
  彼らのような文体が理想なのだが・・・。


   ちなみに、現時点で、気に入りのTV番組は、「笑っていいとも!」と
   「タモリのジャポニカロゴス」の2番組。

   タモリ氏の、何でも面白がれるジャズ体質に共感できるのが、その理由。

   また、NHKの『英語でしゃべらナイト』も、時たまジャズメンも出演するし、
  楽しく見ることができるので、気に入りの番組の一つ。

   NHKつながりでは、同県人の立川志の輔氏の司会による「ためしてガッテン」も、
  有益な情報をわかりやすく知ることができ、よく見ている。


   それと、同じく富山県人(旧八尾町出身)の女優「柴田理恵」さんも、普通の
  
オバサン・キャラが自然にはまっていて、好感を持っている。

   室井滋さんや
風吹ジュンさん古くは故・左幸子さん野際陽子さんといい
  富山には本当に個性的な女優が多い。

   ちなみに、男優では渡辺謙、大杉漣、役所広司、内藤剛志、長塚京三氏らが好み。

   
そうそう、個性的な演技で有名な
西村雅彦氏も富山市出身者だということを、
  
書き忘れていた。
    また、富山県出身の女子アナウンサーでは、日本テレビの鷹西美佳さんと、
  フジテレビの
石本沙織さんが、比較的よく知られているだろうか。
  
   最後に。  富山県(富山市)生まれの「真打ち」として、ノーベル化学賞を受賞した
  田中耕一さんの名前を忘れるわけにはいかないね。


         

 
        ここより下に、「日常雑記」を書いていこうと思います。

   
ただ、時期的に古くなった記事や、一時の感情に流され、筆が滑ったと思った記事は、
  適宜、削除していますので、よろしく。

  10月25日

 
* 久しぶりの、このページの更新

  
私のサイトを御覧になっている人たちは、おそらく、ほとんどジャズ・ファンだと思うので、
  最近は新譜やFSNT作品の紹介に力を入れていた。

  しかし、実際は音楽以外にも、並行していろいろな本を読んで楽しんでいる。(雑学だが)

  その中で、最近発売されたお薦め本というと、ちょっと値段は張るが、下記のものが
  挙げられる。

 
 『ビジュアル NIPPON 江戸時代』小学館、という本で、以前から好きな著者の
  
山本博文氏監修のもの。

  「絵画資料」をうまく使った、江戸時代の政治、社会、文化などをリアルにイメージできる
  楽しい本である。


   8月24日

 * ミネラルウォーターの飲み比べ

  
いつかはやろうと思っていたミネラルウォーターの飲み比べを、連れ合いに協力してもらい、
  この夏に行った。

  水を薬と考え、生活習慣病(脳梗塞や心筋梗塞など)の予防のために飲むという風潮が
  盛んになってきたことも影響している。

  というわけで、カルシウムとマグネシウムの含有量(硬度)によって分けてある分類
  「軟水」〜{「硬水」(中硬水)〜(超硬水)}を考えて、代表的なものをスーパーやコンビニで
  買って、片っ端から飲んでみた。 

  
結論はというと。

  体に良いと言われる硬水だが、軟水(日本のミネラルウォーターは、ほとんどこれ)に比べ、
  確かに飲みにくい。
  とくに超硬水は、飲んだ後、気持ちが悪くなるほどだった。

  しかし、健康のことを考えると、これからは、まあ飲みやすい硬水(おフランス産のものが
  多い)も、時々は飲んでみようかと思ったのも事実。

  しまいには超硬水と軟水を混ぜたりして飲んだのだが、果たして効果のほどはどうなのだろう。


   7月12日

 
* W杯の感想

  
何とも後味の悪いW杯だった。 よりによって今大会MVPのジダンの頭突きで、事実上
  決勝戦が終わるなんて。

  決勝トーナメントになって、面白い試合が見られると思ったが、正反対の守備重視の
  試合の連続で、こんなことなら「10人制」も考えた方が良さそうだ。

  また、気候面やスケジュールの面でもヨーロッパ勢の優勢は予想していたが、これほどとは

  何だかサッカーに対する興味が、これまで以上になくなりそうで、残念な今回のW杯だった。

  それはともかく、ミドル・シュートが、あんなに簡単に、たくさん入っていいんだろうか?

   6月1日

 
 続・お薦めの日本映画

  
私自身、海外制作の映画を、今まではよく見ていたのだが、最近気になる日本映画が
  たくさん制作されているため、日本映画もちょくちょく見るようになった。
  (DVDやスカパー、その他で)

  その中で、私のお薦め作品を、前回に続き紹介したいと思う。

  今回紹介するのは、
木村佳乃さん主演の『船を降りたら彼女の島』という、以前紹介した
  ことのある、田中麗奈さん主演の『がんばっていきまっしょい』と同じ、磯村一路監督の
  ’02年の作品である。

  
これがいいんだなー。 なんだかとても「懐かしい気持ち」になる作品なのだ。

  瀬戸内の島々を舞台に、結婚という人生の転機をひかえ、帰郷した女性の切ない気持ちが
  見事に映像化されている。

  父親役の大杉漣氏の渋い演技は相変わらず素晴らしいし、女性の甘酸っぱい過去の
  エピソードも、うまく組み込み、繊細かつ、ゆったりとした時間を感じさせる好作品と
  なっている。
  
   5月21日

  
昨日、連れ合いと、スカパーのPPVで録画しておいた、お気に入りの若手女優、
  
上野樹里さん主演の映画「亀は意外と速く泳ぐ」を楽しんだ。

  主婦の平凡な生活の意外な面白さを、シュールに描いた
「ゆるゆる感溢れる脱力系
  
コメディー」で、最近では一押しの作品といえるはどだった。

  ぜひ、機会があれば見てみてほしい。

  ついでといっては何だが、この映画のタイトルにちなんだ、
ジャズ・ファン向けの文
  少し書いたみた。
  
 
 ○ 「ジャズマン(とくにピアニスト)は、意外と長く生きる」

 
 ○ 「紙ジャケは、意外と整理に不便で、人気がない」

  
 「アメリカのジャズマンの奥さんには、意外と日系人が多い」

  
○ 「ヌード・ジャケは、意外と男性ジャズ・ファンに嫌われている」

 
 ○ 「晩年のジョン・コルトレーンは、意外と甘いものが好きだった」

  
 「オーネット・コールマンの’50年代末のアドリブ・ソロは、意外と今聴くと
     オーソドックスなものに聞こえる」


   5月18日

  
珍しく、今日は早起きして、
バルセロナとアーセナルのチャンピオンズ・リーグの決勝の
  試合をTV観戦した。


  
結果的には、アーセナルが前半にあげた一点を守りきれず、「2対1」でバルセロナが
  勝ったのだが、久しぶりに質の高い好試合を堪能できた。
  (でも、肝心なところでの、衛星による映像の不調には、イライラさせられたが)

  速くて正確、かつ激しい両チームの選手のプレイの連続は、見ていてとても楽しく、
  サッカーをもっと見なくては、と言う気にさせられたくらいである。

   5月15日

  女優の
「長谷川京子
さん」、最近、演技で良い味を出しているね。

  「ドラゴン桜」に続き、今回の連ドラ、「おいしいプロポーズ」でも、彼女のコミカルな味の
  演技がなかなか面白い。

  ちょっと太り気味の、その体型も私好み。  森三中の
「村上さん」とまではいかなくても、
  そんな感じの女性には、なぜか魅力を感じてしまう。

  今流行のモデル体型のようなガリガリの姿なんて、タモリ氏がいつも言うように、
  ほとんどの男性が好んでいないのだということが、なぜ多くの女性たちは理解できないの
  だろう。

  一個の生命体としても問題(無理なダイエットなど)が多いし、あれでは生きにくくなる
  だけなのに。    (もちろん、「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」だが。)

  ちなみに、「私の連れ合い」は?というと。

  (小声で)→強いて、太ってくれと言わなくても、すでにモデル体型からは自然と
         遠のいて行っていらっしゃいます。 (へへ)

   5月12日

  残念ながら今日、ヤンキースの
松井選手が、初回のプレイで左手首を骨折し、
  連続試合出場の記録も途絶えてしまった。

  隣県の彼の実家も近いといえばいえるし、今までひいきにしてきた彼のケガには
  画面を見ていて思わず泣きそうになった。

  これで、ヤンキースの試合より、マリナーズとホワイト・ソックスの試合の観戦に、
  より力が入りそうな感じである。

  今シーズンは、キャンプからの足の故障もあり、決してベストな状態ではないにも
  かかわらず、あれほどがんばっていた松井選手。

  この際、良い休養だと考え、ゆっくり休んで、よりパワー・アップした姿になって
  グラウンドに帰ってきて欲しいと願っている。


 
   3月31日

  昨夜のうちに、何と5センチメートルも雪が積もるなど、この冬は本当に変な冬だ。

  このような時期に、これだけ雪が降るのは珍しく、カゼをひきそうになった。
 
  さて、この頃、ジャズについての議論が、例の本のせいもあるのか(発刊のねらい通り?)、
  以前より盛んになり、外野から傍観しているのだが、いくつかのサイトの掲示板やブログの
  コメントを見て思うことがあった。
  
  それは、ジャズ・ファンには、小難しい議論の好きな人たちが多いな、ということだった。

  
まあ、ミュージシャン側の視点が欠けているため、ほとんどは観念的で、言葉の定義に
  いちいちこだわる不毛の議論や、揚げ足取りに終始しているのだが・・・。
  (とくにジャズ喫茶「いーぐる」の掲示板など、ひどいものだ)

  ジャズ音楽がこれほど話題になるくらい、内容のあるものだということは分かるが、
  こんなことで、果たしてジャズ・ファンやジャズ・ミュージシャンが増えるのだろうか?

   3月24日

  
最近読んだ新刊本の中で、面白く読むことが出来たのは、和田秀樹氏の「あなたは
  
シゾフレ人間かメランコ人間か」新講社刊 という本だった。

  内容は、人間の性格傾向を「シゾフレ人間」→(1965年以降生まれの人に多い)と
  「メランコ人間」→(1955年以前生まれの人に多い)
に分け、両者の特徴や付き合い方を
  
書いた彼の自信作。

  初めは、単純な二分論で果たして人間の性格を説明できるものだろうかという疑問も
  あったが、読み進めるうちに「なるほどそうだ」という箇所が増えてきた。
 
  実際に読んでもらうのがいいのだが、さわりとして、少しまとめて書いてみると、以下の
  ようになる。

  
「みんなと同じ」で安心する「シゾフレ人間」

   ○ 占い好き、カラオケ好き、ブームに弱い
   ○ グループの中で追従者を好む
   ○ 会話にオチがない
   ○ マニュアル本好き
   ○ 成田離婚しやすい

 
 「自分が中心」「メランコ人間」

   
○ 努力好き、ベストセラーは、なかなか読まない
   ○ 仕切り屋
   ○ 超能力・新興宗教嫌い
   ○ B級グルメ好き
   ○ 熟年離婚しやすい

  
これらのタイプは、一人の人間の中に同居し、その比率が両者の色分けの目安に
  なるらしい。

  私自身を分析してみると、若い頃よりいくぶん「メランコ人間」の傾向はあったが、
  1984年頃の、身に降りかかったあの一件以来、その傾向はより強くなってきたようだ。

  もし、この記事を読んで興味を持たれた方は、読みやすさ、分かりやすさも抜群の本
  なので、購入をお勧めしたいと思う。

  
   3月11日

  * 私のサイトの特徴は?

  実は昨日、連れあいに、あなたのサイトは、ジャズを聴く人のためというより、ジャズを
  演奏する人のためのものではないか、ということを指摘され、ハッとした。

  たしかに、このサイトには、同年代のジャズ・ファンがよく採りあげる「女性ボーカル」ものは
  少ないし、「癒し」(嫌な言葉だが)や「リラックス」を目的とした作品もほとんどない。

  (と書きながら、実際はコーラス・グループの「シンガーズ・アンリミテッド」による
  「ア・カペラ」シリーズにハマったりしているのだが・・・)

  その訳を考えると、どうしても自分がジャズ・ミュージシャンだったら、このように
  演奏したい、という観点から、作品を聴いてしまうからだろうという結論に落ち着いた。

  そのせいもあり、ジャズを聴くときは、
「アドリブ・ソロ」や「スウィング感・グルーヴ感」
 
 (これが私にとっての癒し)重視の聴き方になってしまうらしい。

  しかし、36年のジャズ経験(とくに、ここ16年くらい、毎日、時間を決めて新旧のジャズを
  聴いている)から、作品の質を判断する耳だけは、曲がりなりにも少しはあるのでは
  ないかと思っているので、こんな私のサイトでよかったら、これからも軽い気持ちで、
  何かの参考にしていただければと思っている。

  ただ、LPやCDの稀少盤コレクターの人や、珍し物好きの人には、向かないかも
  しれない。 (あくまでも
「演奏内容重視」のポリシーがあるので)

   
3月1日

  
「ジャズ批評」誌の最新号では、50年代から60年代の『和ジャズ』が特集されていた。

  マイルズ・デイヴィスの「スタッフ」から、ジャズに興味を持ちだした私にとって、
  どうしても買うLPは、日本のものよりアメリカのものが多かった。
  (お金が、あまりなかったこともその理由)

  でも、ライヴはよく聴きに行った。(貞夫さん、ヒノテル、プーさんなどの)
 
  
とくに、プーさんの「ダンスィング・ミスト」は、本当にたくさん、いろんな場所で聴き、
  高校生だった当時、峰厚介さんとライヴの前に話をしたことも、いい思い出になっている。
  (管楽器奏者のピアノ演奏の重要さを言っていたなぁー)


  
いい作品のCD化は、当時の「和ジャズ」LPの異常な値段の高騰を抑える意味でも
  賛成したいと思う。


  「和ジャズ」といえば、残念ながら富山県生まれのジャズマンで思いつくのは、
  原信夫氏と川嶋哲郎氏の両サックス奏者くらいだろうか。

   2月24日

  早朝、女子フィギュア
荒川選手金メダルの演技を、生放送で見ることができた。

  メダル獲得に関する私の予想とは違ったが、このような予想の外れは大歓迎。

  彼女の落ち着きのある大人の演技は、美しさだけでなく神々しささえ感じさせてくれた。


   
1月28日

  
* 東横イン(ホテル)の条例違反、無断改造について
  

  昨日の、東横インの社長の会見をテレビで見た人は、どのような感想を持っただろう。
 
  あのような身障者に対する無理解と、不真面目な態度は、ホテルのイメージを
  とても悪くしたに違いない。

  利益優先もここまでくると、会社全体の品性を疑ってしまう。

  彼は、自分もいつか突然、身障者になるかもしれないということを、想像したことも
  ないのだろう。

  
このようなホテルを利用する気にはなれないな。 「世間」は、それほど甘くない。

   1月17日

  実はこの私、大のボクシング・ファンであり、WOWOWで毎月曜日に放送される
  
『エキサイトマッチ〜世界プロボクシング』は、10年以上ほとんど見ている。
                                            (録画が多いけど)

  昨日は、スーパー・ライト級の王座統一戦で、イギリスのリッキー・ハットンとコロンビアの
  カルロス・マウサの試合があったのだが、終盤のKO勝ちにつながったハットンのキレの
  いい左フックには本当に胸がすっきりした。

  技巧戦もたまにはいいけれど、KOの魅力にはかなわないな。

  今では、判定での結果予想も、ほとんど当たるようになり、この番組にはとても
  感謝している次第。

  番組最後の、ジョー・小泉さんのダジャレも、いつも最高に決まっている。(?)


  
1月6日

  
* 「里見八犬伝」には、まいった、まいった。

  昨日、録りだめておいたTBSの新春ドラマ
『里見八犬伝』前・後篇(計・約4時間50分)を
 例のごとく連れあいと、まとめて見た。

  CGの効果的な使用や適材適所のキャスティングもよく、なかなか見応えのあるドラマ
 だった。

  事件(?)が起こったのは、後編で若い8人目の剣士が「仁」の玉を、天にかざした時。

  なんと二人同時に、涙を拭くため、ティシュペーパーを捜していたのである。
 そして、顔を合わせて苦笑い。

  音楽や演出の盛り上げのうまさのせいもあるが、長く共に暮らして、同じ映画や
 テレビ・ドラマを一緒に見てきたこともその原因で、感性が似てきたのかもしれない。

  お互いに、なんとも恥ずかしい一時だった。

  ちなみに、連れあいは、ジャズにまったく興味なし。    まあいいか。


   12月30日

  
すでに映画館で見た人も多いと思う『スター・ウォーズ、エピソード3、シスの復讐』を、
 遅ればせながら、ようやく連れ合いとDVDで全部見ることが出来た。
 (見るのに覚悟と心の準備が必要で、すぐに見る気になれなかったのが本当)

  第一作からリアル・タイムで楽しんできたこのシリーズも、ついにこの作品で完結する
 ということもあり、何度も休憩を入れながら、ずいぶん集中して見た。

  見た後の感想は「なんと悲しい話だったのだろう。」ということだった。
 バトル・シーンの迫力やクリーチャーの造形の見事さに、かつては目を奪われていたが
 シリーズ全体を通じての主題である「父と子の悲劇」をここまで表現していたとは。

  期待していたアナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーになる過程も興味深く、
 見終わった後のなんだか寂しい気分は他の映画ではとうてい味わうことのできないものだ
 と思う。

  旧作を見直すと、ただの悪役ではない
ダース・ベイダーに対する見方も変わる気がする。


   
12月10日

  さて、前の記事で、この頃
日本美術の本(もちろん絵も含め)を、いろいろ読んでいることは、
 お知らせした。

  その過程で、
「広重」、「北斎」、「歌麿」らの
『浮世絵』の素晴らしさを再認識した。

  とりわけ「北斎」や「歌麿」については、彼らの
『春画』にも見逃すことのできない作品が
 多くあり、その構成力の見事さと色彩感覚においても、大いに感心させられた。
 (
「春信」と「湖龍斎」もいい)

  ただ、江戸時代も後になるに従い、『浮世絵』全体に、ややグロテスクで、濃い色あいの
 作品が多くなってきていることは、好みに合わず残念に思った。
 

 
  11月29日

  
日本美術についてのお薦め本。

  
まだまだ個人的に続いている日本美術の旅の途中で面白いコンビを見つけた。
 それは、「老人力」「路上観察」などで有名な
赤瀬川原平氏と、明治学院大学教授の
 
山下裕二氏の日本美術応援団コンビである。

  
とりあえず、『日本美術応援団』ちくま文庫 と『雪舟応援団』中央公論新社 の二冊を
 
お薦めしたい。  とにかく楽しい日本美術に関する本だ。

   11月24日

  
久しぶりに、当分TV放映が無理な映画のDVDを買って、連れあいと見ることにした。

  最初は
『バットマン ビギンズ』。 バットマン誕生の秘話が売りのこの映画、今までの
 作品に比べ、ちょっとエンターテインメントよりシリアス・ドラマに傾き、評価しづらい作品だ。

  期待の渡辺謙も、作品全体では「刺身のつま的扱い」で、すぐに主人公に殺されて
 いなくなり、あげくは、替え玉だったなんて・・・。 ハリウッドの日本人俳優に対する評価は、
 こんなものなのだろう。

 
 次は、キムタクの声優出演その他で、日本でも何かとお騒がせだったアニメ『ハウルの
 
動く城』。

  
宮崎氏の作品は一通り見てきたが、だんだん彼の作品は、観念的になり、独りよがりの
 傾向が強くなってきているようだ。

  とくに、物語の後半など説明不足のストーリー展開となり、時たまある新鮮な映像表現の
 他は、あまり面白い作品とは思えなかった。  連れあいも同感らしい。

  誰かが、宮崎氏に的確なアドヴァイスをしない限り、この先が心配である。

  映画は、まず面白い脚本だ。

   11月21日

  
20日の朝に行われた、スペイン・サッカー、レアル×バルサのクラシコの試合(0×3)を
 録画して、昨日見ることができた。

  いやぁ−、バルサは凄い。 欧州最優秀選手賞確実な
ロナウジーニョ、期待の若手メッシ
 そしてゴール感覚に優れた
エトーと、三者ともボールを持ってからのスピードとバランスが
 桁違いだ。

  しばらく見ないうちに、ベテランが増えたレアルとずいぶん差がついたようだ。
 監督のライカールトもいい仕事をしている。

  スピード感とトラップ技術に、Jリーグとの大きな差を感じてしまうのは寂しい気もしたが。

   11月18日
  


  ところで、最近集中して取り組んでいた日本美術の探究だが、
辻惟雄(つじ・のぶお)氏
 という、とても著作を読んで刺激を受ける人物を発見した。

  日本美術の特色を、感覚性、情趣性にありとし、その本領を「かざり」と「あそび」に
 見出そうとする彼の考えは面白いと思う。

  いろいろある彼の著作の中で、まずお薦めするとすれば
『奇想の系譜』ちくま学芸文庫
 だろうか。

   11月2日

 
 そうそう、ジャズ関連本といえば、今日ようやく中山康樹氏の『エヴァンスを聴け!』
 
ロコモーションパブリッシング ¥1800 (ブートも含めた全作品の解説) を読み終えた。

  マイルズに続き、ジャズ関係ではビル・エヴァンズ(p)にも近年触手を伸ばしてきた
 彼の新刊である。

  年代や感性が近いせいか、各作品の評価において共感するところや、クスリと笑って
 しまう箇所もたくさんあり、長年のエヴァンズ・ファンの私にとっても、楽しんで読むことが
 できた。

  以前の記事でも書いたが、エヴァンズ→「ハードボイルドな男」説には、まったく同感だ。

  でも、彼のいつもながらのボーナス・トラックへのしつこいまでの批判には、とうてい
 賛成できない。
  LPのフォームにこだわりすぎるし、いやなトラックなら聴かなければいいだけだ。

 
ボーナス・トラックが作品全体のレヴェルを下げると考えるのは、やはりおかしいと思う。

  私は、少しでもたくさん、いい音でプレイが聴きたいな。

   10月30日

  * 最近のジャズ関連本のお薦めは、この本

  
相変わらず、ジャズ関連本は、入門用、マニア向け、入り乱れてたくさん刊行されている。
 一応めぼしいものは、チェックしているつもりだが、とてもいい傾向だと思う。

  その中では、
『TALKIN’ ジャズ×文学』 平凡社 1600円 がイケていた。

  今までも、彼の書くジャズ関係の本(とくにマイルズとブルーノート・レーベルについて)を、
 好んで読んでいた
小川隆夫氏と、30歳の芥川賞作家、平野啓一郎氏の対談本である。

  平野氏のことはよく知らないし、ジャズ音楽に対する理解度にも不安があったのだが、
 まったく問題なし。
  ジャズのみならず、ロックその他の音楽にも、たいへん造詣が深かったのは意外だった。

  文学のことより、ほとんどジャズについて語り合うこの本、とくにマイルズ・デイヴィスに
 対する二人の愛に満ちた良書だと思う。

  マイルズ者に、この本をお薦めしたい。


   10月24日

  実は最近、
日本絵画(安土桃山、江戸時代中心)に興味があり、いくつかの本をまとめて
 読んでいた。

  西洋絵画もいいが、日本絵画も奥が深く、知れば知るほど面白い。
 
  いくつか読んだ中では、下記の本が分かりやすく、かつ、ためになったのでお薦めしたい。

 
『日本絵画のあそび』 榊原 悟著 岩波新書

 『江戸の絵を愉しむー視覚のトリック』 榊原 悟著 岩波新書

 
『日本絵画の見方』 榊原 悟著 角川選書 (やや専門的だが、読みやすい)

 
『江戸の画家たち』 小林 忠著 ぺりかん社
 

  
   9月24日

  以前の記事で、楽しんで見ているテレビ・ドラマの一つとして、フジ系の
『がんばって
 いきまっしょい』
をあげたが、このドラマも先日とうとう最終回を迎えてしまった。

  そこで、田中麗奈の出世作でもある、この『がんばっていきまっしょい』の’97年制作の
 映画版があることを知っていたので、比較の意味もあり、最近出たばかりの
「コレクターズ・
 
エディション」のDVDを購入して見てみることにした。

  最初はテレビ版のほうが、キャラの立ち具合(鈴木杏、相武紗季、岩佐真悠子たち
 のキャストは強力)と、ドラマ的な盛り上げ方の点でいいと思ったが、時が経つにつれ
 不思議なことに、映画版のスポ根ドラマらしからぬ、やる気のない表現と、ロケ地の
 瀬戸内海の風景の素晴らしい映像が心に響いてくるようになってきた。

  映画版は、あえて大げさな表現を避けようとした監督の意図した通りの、等身大の
 女子高校生たちによる、脱力系、ほのぼの青春ドラマの傑作だと思う。

 (でも、特典映像「ロケ地訪問の旅」は、ちょっと長すぎ?)

   
9月18日

  この種の本は、気持ちがネガティヴになるため、あまり買わないのだが、久しぶりに
 買って読んでみた。

 
 『新・食べるな、危険!』『使うな、危険!』という講談社からの本で、両方共
 
小若順一氏と食品と暮らしの安全基金が著者となっている。

  今度の2冊の本は、この商品は体によくないと指摘するだけでなく、代替品もきちんと
 載せてありずいぶん参考になった。

  とくに、信用できない「輸入食品」と、「スプレー缶もの」に対する怖さを再認識させられた。

  といっても、この本に書いてあることをすべて守ろうとするのは、ちょっと無理なので
 こちらとしては、あまり神経質になるのもどうかと思っている。

   
9月12日

  「NHK衛星第2」で、毎週土曜日に放映されている
映画『男はつらいよ』を録画して、
 連れ合いと、もう第10作まで見ている。

  高校生の頃より、映画館でリアル・タイムで見てきたが、改めて見直すと新鮮な発見が
 たくさんあり、一度見出すと、やめられなくなってきた。

  晩年の、パワーが衰えた頃の作品まで見るかは、思案中だが・・・。

  改めて、おいちゃん役の森川信氏のペーソス溢れる演技に感心させられた。

  本当に、寅さんは子供がそのまま大きくなった、珍しい種類の人間だと思う。

  画面から漂う、
「懐かしさ」が何とも言えない。

  
  
 8月30日

  以前このページで推薦した、
石原壮一郎著『大人力検定』文藝春秋 の続編
 
『大人力検定DX』文藝春秋 が発売された。

  今度の本も、ビジネス力、恋愛力、マナー力、メール力など、たくさんの分野別に
 
「大人力」を養う、いい問題が揃っており、楽しみながら最後まで読むことができた。

  お互い気持ちよく生活するために、人間関係を円滑にするためのスキルは、
 一般の人がその人生において、ぜひ身につける必要があることはいうまでもない。

  「大人力」に磨きをかけたい方は必読だ。

  もっとも、残念ながら、私にはこの力を使う機会は限られているが。


   8月17日

  実は、最近クラシック音楽の批評に興味があったので、
鈴木淳史氏の本を
 集中していろいろ読んでいた。

  その中では、出版されたばかりの
『わたしの嫌いなクラシック』
洋泉社新書 が
 「嫌い」という根本感情からクラシック音楽を語る試みが面白く、これから
 自分のレヴューを書く際の参考になりそうである。

  とくに、時間のとらえ方を、西洋を「線」、東洋を「円」とたとえ、
 クラシック音楽を説明した最終部分が秀逸だった。

  私自身のクラシック音楽に対する基本的なスタンスは、
「いいとこどり」といえる。

  一応すべての時代のクラシック音楽を聴いた上でのことだが、あまりにも、
 嫌いな(自分の感性に合わない)作曲家や演奏家の数が多く、好みの合うものしか、
 CDを買って聴かないことにしている。 (バロック、フランス近代音楽など)

  
やはり、ジャズがいいし、面白い。

 
  8月8日

  
毎日続く暑さのため、本やCDの推薦ペースも落ちがちだが、その中で
 推薦本を一冊。

  
『新レコード演奏家論』
 菅野沖彦 ステレオサウンド という、ベテラン・オーディオ
 評論家の渾身の一冊である。

 
 記録された音楽を、自分のオーディオ・システムで納得いくまで演奏する者を、
 レコード(CDその他も含め)演奏家ととらえ、理想的な音楽鑑賞を求める彼の
 意見には共感するところが多かった。
  
  オーディオに興味のない人にも一読をすすめたいと思う。

   7月27日

  
* ミネラル・ウォーターについて

  最近、いろいろな健康やアンチ・エイジングについての本を読んでいると、良質の水を
 たくさん飲むことの重要性が強調されている。

  水といっても
「ミネラル・ウォーター」のこと。 
  私自身は、いくら名水がたくさんある富山県の水道水が、きれいでうまいといっても、
 そのままではとても飲めず、近年はフィルターで濾過したものか沸かしたものしか、
 飲むことのできない体になってしまっている。

  都会ではもう常識となっているのだろうが、水をわざわざ買って飲む時代になろうとは、
 若い頃は思ってもみなかった。
 (私が大学生で東京に住んでいたときから、東京の水道水は、そのままで飲めたものでは
 なかったけれど)
  
  でも、実際「ミネラル・ウォーター」は飲んでうまいと思うのだからしょうがない。
  まだ、飲み比べをするまでには、いっていないが・・・。

  みなさんは、どうなのだろう。
  
  日替わりで、お茶(ウーロン茶、ほうじ茶、紅茶、ルイボス・ティー、黒豆茶)なども、
 日に1リットルほどは飲んでいるが、これからの夏は、「ミネラル・ウォーター」の出番が
 より増えてきそうである。


   7月18日  

  
さて、最近読んだ本の中では、フジ系「情報ライブEZ!TV」のコメンテーター
 でもある
伊藤洋一氏による『日本力ーアジアを引っぱる経済・欧米が憧れる文化』
 講談社刊 
という本が、中国や韓国、インドの経済の実情と、日本の底力について、
 悲観論に与せずに、わかりやすく書いてあり、お薦めである。
 
 (ちなみに、中国では日本各地にあるような
「祭り」が、政府により禁止されてない
 とのことである。 これじゃね。)

 
  7月14日

  
「ジャズ・ディスク・ガイド本」に目のない私にとって、7月になり、面白そうな
 2冊の本が発売された。


 ○ 「ザ・ベスト・オブ・ジャズ 101人のこの1枚」 音楽出版社 ¥1600

 ○ 「B級ジャズ名盤迷盤101」 音楽出版社 ¥1600

  
以上の2冊。
 
  
いろいろな人の、ジャズ作品に対する個性的な興味深い感想が満載で、
 いつものように、さっそく何枚かCDを注文してしまいそうである。


   7月12日

  ついこの前は水不足、そしてここ何日は大雨と、私の住む富山県のこの地域も
 ずいぶん気候の急激な変化に振り回されている。

  昨年も、大きな台風や地震などがあり、住み良さで自慢のここ富山県も、
 近年は、自然の脅威に無関係ではいられなくなっているようで、とても残念である。
  早くも、近くの町ではクマも出てきて人間に危害を加えているし。

  都会は、変な人間の増加で、人災が多くて大変だと思っていたが、
 こう天災が続くと、田舎も安心して住めなくなってきていて、この狭い日本という
 国全体の脆弱さを改めて身に染みて感じているこの頃である。

  皆さんの住んでいる所は、どうなのだろう。
 

   
6月27日

  
* これからはSFだ

  
ミステリーのような、どうしても「殺人」という人間のネガティヴな感情がからむものと違い、
 
SF(海外中心)は、今までの固定観念の破壊と、意識の広がりが味わえるジャンルとして、
 
以前から好きなジャンルだった。

  
いつか読もうということで、積ん読状態のSF本も多いが・・・。
 (翻訳の文章が好みではないこともある)

  
巷では、最近、また何度目かの「SFブーム」?のようで、SF関連の本が何冊か
 
出版されている。


  
その中では、『SFベスト201』伊藤典夫編 新書館 と
『現代SF1500冊 乱闘編
 1975〜1995』大森望著 太田出版 
の2冊が面白く読めた。

  
特に前者は、1970年前半から2000年まで、日本で刊行された翻訳SFの名作を厳選、
 多角的に解説したもので、各作品の的確な解説と、レーダーチャートによる特徴分析も
 興味深く、新しめのもので、これから何を読もうか悩んでいる人には、特にお薦めである。
 

   6月17日

  
* 6月刊行の「画家の手もとに迫る原寸美術館」小学館 は、お薦め。

  
これは、新鮮な驚きや発見に満ちた画集である。

  
「ボッティチェリ」から「ワイエス」までの画家による、33作品からトリミングした
 原寸大の絵画は、一部分とはいえ画家の筆遣いの様子など、極めて多くの
 情報を持ち、その迫力と美しさには感動してしまうほどだ。

  
「迷宮美術館」というNHKの番組を、再放送も含め、楽しんでいる私にとって、
 
この画集は、著者「結城昌子」さんの的確なコメントもあり、絵画に興味のある
 方には、お薦めの画集である。


  大きさの割には、値段も「3990円」と、リーズナブルなのもいい。

  印刷技術の進歩もあり、最近になって、好きな画家の画集を少しずつ
 集め始めたのだが、また、いいものがあれば、今後も紹介したいと思う。


   6月11日  


 
 最近見たTV番組「開運!なんでも鑑定団」で、コンプリ−トに揃った
 「ブルーノート
」のオリジナル・LPが、なんと総額1200万円と鑑定されていた。


 
(鑑定人がI・Y氏とは・・・。 フュージョンの作品のライナー・ノーツをあれほどたくさん
 書き散らしながら、今はそれらを否定し、女性ボーカルやエセ・ジャズに
 入れ込んでいるようだ。 (「牧歌調」などの迷文句が印象的だった。)


  
別世界のこととはいえ、改めてブルーノート・レーベルの人気に感心した。

   5月31日

  
実は今、二ノ宮知子さんの『のだめカンタービレ』(講談社)というマンガに
 ハマっている。

  
雑誌「ダ・ヴィンチ」でその存在を知り、笑えるクラシック音楽コミックということ
 だったので、現在まで出ている12巻を買い、まず連れ合い、そして子供達に
 試しに見てもらった。


 
 両者とも高評価のようだったので、私も見始めた。 (臆病?)

 
 ドジだが憎めないキャラのピアニスト”のだめ”(野田恵)と、天才肌のカッコいい
 指揮者
”千秋真一”を中心に、いろいろな笑える事件が次から次に起こるのだが
 面白い。

  
クラシック音楽に関するうんちくや、さりげないユーモアもあり、このマンガ、
 なかなか侮れない

  


   5月25日

 
 今回は小松成美さん阿部聡氏の対談集『日本人は150グラム大きい脳で考える』
 
(PHP研究所) という新刊本を推薦したい。

  
私の”連れ合い”のように、対談集が苦手という方もいるかもしれないが、この本の
 やわらかい題名に惑わされてはいけない。 

   ノンフィクション作家と脳の専門家による、脳についての最新の情報を分かりやすく
  知ることができる良本なのである。
  
  何しろ聞き手としての小松さんが素晴らしい。  
 幅広い知識と好奇心を、見事にこの対談で生かしている。
 
  中田英寿やイチローについてのスポーツ・ノンフィクションは以前から好きで
 よく読んでいたが、ここまでとは。
   
  今後も楽しみなライターである。



   5月18日

  
今回は久しぶりに、小説のお薦め本を。

  東野圭吾氏
『黒笑小説』(集英社)というユーモア短編集(13編)である。

  
東野圭吾氏の小説は、長編ミステリーの数々が有名だが、私にとっては
 彼の
『怪笑小説』、『毒笑小説』などのユーモア短編集を、今まで特に好んできた
 こともあり、この新刊本は発売されるや、すぐに注文して読み始めた。
  
  内容は、星新一、初期の筒井康隆、かんべむさし、式貴士らの、ブラック・ユーモア
 小説の流れをくんだ作品が多く、ひねりの効いたシニカルな笑いが味わえる
 ものとなっている。


  
気分転換にいいのでは。


   5月7日

 
 実は、生意気なことを書いている(わざとの面もあり)この私、40歳を過ぎた頃より
 やや涙もろくなってきている。


 
 特に、ドラマやニュース映像での、人の溢れそうな感情を適度に抑えた演技や
 
様子を見ると、自然に感情が高ぶってしまう。

  
あざとさや、不自然なものは、引いてしまうが。

  
音楽にも同じことが言えそうだ。  皆さんは、どう?

  

   5月4日

  
* 「プリズナーNO.6」のDVDはいい

  
’67年に制作され、その後、日本で放映された、もはやカルト的人気のTV番組
 「プリズナーNO.6」
が、4月22日にDVD(T〜V)
東北新社 で発売された。 
 
(数年前、6枚組のセットで出たときよりもお得)

  10代の頃、このシリーズに深く影響された私としても、見逃すことはできず、
 さっそくネットで注文して、昨日、つれあいと一緒に1話と2話を見た。


 
 
4歳下のつれあいが、この番組のことを、知らなかったのには驚いた。

 
 内容は大体覚えていたが(再放送もあった)、まずびっくりしたのは白黒だと
 思っていたのが、きれいな
カラーだったこと。
  電話のデザインや、SF的小道具など、今見ても、古さは感じられず、
 レヴェルの高さを実感した。

  「ツイン・ピークス」や「24ーTWENTY FORE」の原点として、SF、サスペンス、
 アクションと、あらゆる要素がぎっしり詰まったこのTVシリーズ、まだ未体験の方に
 強くお薦めしたいと思う。   

   

   4月24日

 
 
ようやく、このサイトを訪問される方の数も、落ち着いてきたようで、これからは、
 より集中して、この偏った?、マニア向けのサイト運営に取り組みたいと決意を
 新たにしている。 

  さて、以前からよく見ている
「開運!なんでも鑑定団」という番組を、見ていて

 
思ったことがある。
  ジャズにおいては、オリジナル盤LPや稀少盤LP、廃盤CD収集に
 まったく興味のない私のような者にとって、CD中心に販売されている今の状態は
 理想的だということである。 (ブートも、ネットや通販で買うことが出来る)


 
 どの内容のCDも(名盤、駄盤、普通盤を問わず)、ショップによって少しの差はある
 
とは言え、せいぜい一枚2500円以内のものが多いし音質面でもデジタル技術の
 
進歩により、再発ものを含め、新しく発売されたものほど向上している。
  
そして、骨董の世界と違って、他人の悪意によって騙されるということもない。
                                     (すべて自己責任)


  
確かにアナログの良さは認めるし、ジャケットその他、いろいろ興味深い要素も
 ある。 でも、音楽を聴くという面では、現在のメディアが明らかに上回っている。
 (新譜も、CDでしか聴けないし)

 
 そこで、できれば、私が2年前に実感したように、音楽をより深く味わうためにも
 オーディオ装置の高度化や、リスニング環境の改善と聴く時間の十分な確保が
 必要なのではないかと思うのだ。  (犠牲や抵抗を覚悟で)
 (自分にとって重要なものを得るには、別の何かを失うことはしかたがないもの)

  以前の私のように、そんなことにお金をかけるくらいなら、少しでも多くの
 ソフトを買いたいと思っている方には、おせっかいかもしれないが・・・。


   4月21日

* いったい、現実を把握しているものは、いるのだろうか?
  (まるで、「Chicago」の曲名のようで、失礼)


  
最近読んでいた、日本社会の現状の理解に役立つ本としては、以下の2冊が
 面白く、納得できる意見が多かった。


 『希望格差社会』 山田昌弘著 筑摩書房

 『嫉妬学』 和田秀樹著 日経BP社

 
 前者は、「パラサイト・シングル」という言葉を世間に知らしめた著者の新刊で、
 社会における「負け組」の絶望感による、これからの社会の不安定化を分析した良書。

  後者は、以前私が指摘していた日本社会の底部を流れる「嫉妬」という
 キー・ワード理解のための必読書。
  著者は、「嫉妬」を、足を引っ張る”エンビー”嫉妬と、上を目指す”ジェラシー”嫉妬の
 2つの種類に分け、ジェラシー型嫉妬の健全な活用を提言している。


   4月19日

 
 今までは、やや躊躇していた面もあるが、このサイト作成者のことを、
 より理解してもらうためには、これからは私的な部分も書こうかなと思っている。

  ジャズ中心生活を送っていると言っても、それだけではないし、
 あいつが言うんだから、しかたがないだろうという方向も目指しているので・・・。

  手始めに、好みの女優の発表など、どうだろう。

  最近は、何と言っても
天海祐希さんに決まりだ。


 
 親戚が富山県にあり、富山県好きを、かねがね公言していた彼女。 
 ようやく「離婚弁護士」という彼女のよさを生かせるドラマにめぐり会ったこともあり、

 
ブレイクできたようで、嬉しい限り。  今日からは続編のUも始まるようだ。

  
彼女の他には小雪さん以前彼女の本について書いた水野美紀さん
 
こう並べると男の要素が魅力的で、しっかりとした自分の意見を持った女優に
 
惹かれがちなようだ。   中山忍さんもいいね


   4月13日

  実は、最近サプリメントへの興味の延長の意味もあるが、「アンチエイジング」
 (抗加齢医学)についての本をいろいろ読んでいた。

  その中から、最新の情報をもとに、わかりやすく書けている何冊かの本を
 推薦したいと思う。  よかったら参考に。
 私自身は、団塊の世代以後の世代だが、これからの元気な生き方を考える上で、
 いろいろ知っておくことは、早すぎることはないと思うので。


 
 『最新長寿医学がみつけた「老い」に勝つ!10の秘訣』 坪田一男著 宝島社

 
 『125歳まで元気に生きる』 満尾正著 小学館

  (上記の2冊が基本的なアンチエイジング理解のための本)

 
 『アンチエイジングのすすめ 「美しさ」と「若さ」を保つ30のルール』 米井嘉一著
                             新潮社  (30代の女性にお勧め)

  
『「老化の予防」がわかる本』 鈴木隆雄著 技術評論社
                      (老いを実際に感じるようになった人にお勧め)

  
以前書いたサプリメントについての記事に付け加えるとしたら、以下のことくらいだろうか。

  ○ 水分(2リットル説が多いが1リットルでも可)を毎日ミネラルウォーターでとる。
 
  ○ 納豆、豆腐、小魚、緑茶の積極的摂取

  ○ コエンザイムQ10とαーリポ酸の抗酸化作用の有効活用

  追記  より興味のある方には、「マカ」と「セサミン」もお薦め。


   4月6日


 
 
さて、ひょんなことから、女優「水野美紀」さんの初エッセイ集ドロップ・ボックス』集英社刊
 
という本を知り、ネットで注文して読んでみた。

  「くだらないことしか書かんっ!!」というオビの言葉のように、彼女が27歳から
 30歳の間に、思い考えたことを、独特の文章や切り口で書いてあり、とても楽しく、
 かつ、不思議な気分を味わうことが出来た。

  
私にとって、男装の麗人のイメージの、男っぽいところもある彼女。

  これからも、世の中を、自分なりの面白がり感性で、楽しみながら渡っていくに違いない。

  
 3月18日

  
昨日、NHKハイビジョンでギタリスト奏者『村治佳織
さん(ナイロン弦を張った
 アクースティック・ギターを演奏)による、昨年の比叡山延暦寺でのライヴを視聴した。

  以前から彼女のことはよく知っていたが、武満徹氏編曲によるビートルズ・ナンバーを
 何曲か演奏したりして、レパートリーもヴァラエティに富んでいた。

  演奏も自信に満ちていて、文句のない出来。

  しかし、残念に思ったのは、今までのアクースティック・ギターの持つ構造的欠陥のせいで、
 フレットがサウンド・ホールの方向に近づくにつれ、そのフレットを押さえたとき

 
音程の不正確さ
がとても気になることである。
 (音色はとてもいいのに・・・)


  どうして、ネック調整やオクターヴ調整のできるアクースティック・ギターが
 出てこないのだろう。 (ジャズ奏者の使用するフルアコが今のところベストかな)

  簡単な工夫で、すぐにでも、作れそうなのに。 (よく、あのような不完全な楽器に
 みんな我慢していられるなと思うと、とても不思議だ。)

  

   
3月12日

  
実は最近、NHKの番組にハマっている。(ハイビジョン、衛星放送、地上波も含め)
 (再放送が多すぎるきらいもあるが、まあこのご時世ではしかたがない。)


  
音楽の方では、「クラシック倶楽部」の番組から、また『曽根麻矢子
さんという
 
好みのチェンバロ奏者を見つけた。  (30代後半の方)
  昨日はオール、J・S・バッハのプログラムだったのだが、フランス製チェンバロを
 使っての、素直な躍動感のあるプレイに好感を持った。

 
  個人サイトは →
「曽根麻矢子」 http://www1.kcn.ne.jp/~imashu/mayako.htm

  
以前紹介した『野原みどり
さんといい、日本のクラシック演奏者にも
 音楽的趣味の合う人がたくさんいそうで、今後も楽しみである。
  (ベートーヴェンやブラームスの曲を演奏する人は願い下げだが。)

  
また、ハイビジョンや衛星第2の「迷宮美術館」という絵画に関する番組や、
 「世界自然遺産を行く」、「新シルクロード」など、旅行をあまりしない私にとって、
 
気分転換に役立つ、いい番組も多い。

  
ちなみに、写真集では『世界「夢の旅」BEST50』講談社
を、トリップできる
 
美しい風景の写真が満載で、推薦したい。


   
3月4日

  * 最近読んで、面白かった新刊本について

 ◎ 
『ローランド・カーク伝 溢れ出る涙』 ジョン・クルース著、林建紀訳 河出書房新社

    
ちょっと高価で、文章もたくさんあるが、ローランド・カークの人間性と音楽について
   新しくわかったことがずいぶんあり、持っていたライヴ・ヴィデオと主要代表作(CD)を
   久々に取り出して楽しんだ。  昔よりグッときた。

 ◎ 
『音楽の生存価』 福井一著 音楽之友社

 
   現代科学で「音楽」の問題を暴く「禁断の書」とのコピーにあるように、
   音楽と脳についての関連を科学的に説明している良書。 音楽愛好者は必読?
   

 ◎ 
『ジャズ・レーベル完全入門』 後藤雅洋著 河出書房新社

    
最近、乗りに乗っていい本を出しているジャズ喫茶のおやじ、後藤氏による新刊。
   長年のジャズ体験に裏打ちされた、彼の選択眼と解説は信用できる。



   
1月27日

 
 最近読んだ本では、日垣隆
 『世間のウソ』新潮新書 が、相変わらず
 
面白く読めた。

  マスコミ、裁判官、ギャンブル、ニュース、アメリカなどの話題において、世間をだまし
 世論を誤らせるウソの数々をすっきりと暴く、著者の手さばきには大いに感心
 させられた。
  文章も読みやすく、ユーモアも交えた彼の語り口は、ますます冴えてきている
 ようだ。

  
 1月26日

  以前に注文していた、ピアニスト
「野原みどりさんのCD、
 「ラヴェル:ピアノ作品全集T、U」のことだが、ようやく聴くことができた。

  
期待通り、ラヴェルが作り出した色彩感豊かな和音と、ホール・トーン・スケール等の
 アルペジオが気持ちよく、やはりソロ・ピアノはCDに限ることを実感した。
  プチ・ノイズを気にせず、ピアノの響きや余韻も十分に味わえるCDというメディア、
 ソロ・ピアノは、もうLPでは聴けないね。


   
12月27日

  
今日、ハリー・ポッターの映画シリーズ第三作
 
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のDVDを観た。

  2時間22分はやはり長い。 集中が続きにくいし、脚本の練りもやや不足で
 観終わってのすっきり感も、前2作に比べ劣っていた。

  肝心の悪人は最後には逃げてしまうし、結末もなんだかなーと言う感じ。

  変身シーンやCGは面白いのだが・・・・・。

  後半のハーマイオニー(女の子)の突然の活躍も不自然に感じた。

  でも、前2作を観て楽しんだ人には、お薦めである。

 
 
   12月17日

 
  ここらで気分を変えて。
 
  脳関連本マニアの私が、最近読んで面白かった最新本を2冊紹介。

 
『「幸せ脳」をつくる50の習慣』ーストレス・不安感がなくなる脳科学
                         
久恒辰博著  PHP研究所
  
 
『進化しすぎた脳』 池谷祐二著  朝日出版社

 
 前者は、とてもよくまとまった、読みやすく、しかも有益な本。
  

 
 後者は、{中高生と語る「大脳生理学」の最前線}との副題があるが、
 意外に骨のある脳科学の講義記録で、新しい発見もある、お薦め本である。


   12月11日


   二宮清純氏お薦めの
『日本マスコミ「臆病」の構造 なぜ真実が書けないのか』
  
ベンジャミン・フルフォード 宝島社 を読んだ。

   日本のマスコミのだらしなさ(特に新聞)については、ある程度予想していたが、
  これほどとは。

  外国人に指摘されないと、わからないこの国のタブーの数々(皇室、ヤクザ、右翼、警察、
  差別、政治家、他)。   
  週刊誌は、まだましなメディアなのかもしれない。

  値段も952円+税で、厚いものではないので、読んでみるといいのでは。


  
 12月7日

  昨日、妻と共に、DVD
「スパイダーマン 2」 
デラックス・コレクターズ・エディション を観た。
 (もちろん1作目も観ていた)

  迫力あるアクション・シーンの素晴らしさはもちろん、貧乏で、しかもヒーローとしての責任と、
 普通の人間としての生き方の間で悩む、スパイダーマン(ピータ−・パーカー)の姿が
 うまく描かれていた。

  CGの使い方も自然だったし、これは、やはり一見の価値のある映画だと思う。

  かつてはB級カルト映画監督だと思っていた、監督のサム・ライミのいろいろな面での才能にも
 感心した。 (メイキング映像を見るとよくわかる)


  ところでこのエディション、特典映像付きの2枚組なのだが、肝心の
本編がどのディスクに
 入っているのか、はっきり表示してなく、(もちろん
ディスク1) また実際は2時間近くある
 ディスク2の特典映像のトータル時間の表示もなく、きわめて不親切なDVDだった。

  もっとユーザーのことを考えた製品を作って欲しいと思う。


   
11月26日

  実は、最近ジャズ関連の本が続々と出版されているようで、一応めぼしいものは
 購入している。

  でも、なかなか全部読み切れず、積ん読状態のものがあり、やや焦り気味の毎日である。
 団塊の世代の、昔ジャズ喫茶などでジャズを楽しんだ人達が、生活のうるおいや生き甲斐を
 求めて、再びジャズ音楽を楽しもうという傾向の現れのように思うのだが、私は大賛成。

  いいオーディオ装置と、ジャズ体験豊かで感性の鋭いナビゲーターの存在の需要は、
 今後もどんどん増してくるように思う。

  私もそのようなナビゲーターの一人になればと努力しているのだが・・・。


  ちなみに、まだ
未読や途中まで読んだジャズ関連の本をあげると。

 
 
 『マイルス・デイヴィスの生涯』  ジョン・スウェッド著 丸山京子訳 シンコーミュージック刊

  (マイルズの自叙伝と共に、この本はマイルズ者には必読書である。訳文も読みやすい。)


  
『ブルーノートの真実』  小川隆夫著  東京キララ社発行 三一書房発売

 
 『ブルーノート決定盤100』 宝島JAZZ BOOK編集部  宝島社刊

 
 『200CD ジャズ入門 聴き方、選び方マスターガイド』200CDジャズ入門編集委員会編
                                           学習研究社刊ー
読了
  (執筆者に、ジャズ音楽の基礎体力不足のメンバーが何人か見うけられるのが残念だが、
  参考になる箇所もある)


  
『憂鬱と官能を教えた学校 <バークリー・メソッド>によって俯瞰される20世紀商業音楽史』
                             菊地成孔+大谷能生著  河出書房新社刊


  
10月13日


  正論嫌いの私にとって、大いに参考になる本が最近になって刊行されたので、
 以下に紹介したい。

  
『「超」整理日記 地動説を疑う』 野口悠紀雄 ダイヤモンド社

  『頭をよくする仮説の立て方』 和田秀樹 PHP研究所

  『「変わる!」思考術』  畑村洋太郎 PHP研究所
  
  『戦略頭脳』  梶井厚志  サンマーク出版


  いずれの本も、固定観念や世間の正論に、得てしてとらわれがちな(その方が楽なことも
 あるが)我々にとって有益な意見がたくさん載っているので、推薦したいと思う。


  
9月18日

  さて、最近読んだ本では
パオロ・マッツァリーノ(日本人の変名)
 
『反社会学講座』 イースト・プレス ¥1429 が、既存の社会学を否定し、
 一般常識に鋭いメスを入れた面白い本だった。

  少年犯罪、パラサイトシングル、フリーター、学力低下、少子化賛成論など
 論証も詳しく、一度購読をすすめたい。


 
 9月15日

  さて、以前注文していた、マンガの中では、やはり
諸星大二郎の作品がとても
 楽しめた。
  
『夢みる機械』、『不安の立像』、『夢の木の下で』、『失楽園』、『ぼくとフリオと
 
校庭で』など、SFマインド豊かな彼の作品は、なかなかのもの。 決まり切った
 日常からの離脱を考えている方に推薦したい。


  
8月26日

  暑さもあり、マンガでもと思い、最近出版された
山上たつひこ氏の『喜劇新思想体系
 完全版(上)(下)』 フリースタイル刊 
を、買ってみた。

  30年近く以前に発表され、漫画文庫などで見てはいたのだが、やはりギャグも古びず
 とても楽しめた。  山上氏は今や、純文学の小説家と変貌してしまい、寂しい限りだが。

  でも、
『おお!わが愛しのマスク』、『旅立て!ひらりん』、『真夏の夜の夢』、『光る風』
 など、今見てもいい作品が多く、再評価されるのも時間の問題だろう。
 
  再評価といえば、離れの押し入れを整理してもらっていたら、以前買っていた、懐かしい、
 
どおくまんのギャグマンガ『嗚呼!!花の応援団』、『京都札の辻下宿』が大量に出てきた。

  見てみると、これが笑える、笑える。 子供には少し刺激が強いところもあるが、現代
 にも通じる、ギャグと悲哀が何ともいえず素晴らしかった。


   
8月12日

   ようやく妻と
「ロード・オヴ・ザ・リング 王の帰還」の、3時間20分にわたるDVDを
  観終えることができました。

   前2作は、TV放映で観たのですが、やはりDVDは画像が鮮明で、迫力もありますね。
  
   内容的には、技術の向上が顕著な、CGによる長い戦闘シーンが特に印象に残りました。

   でも、肝心の主人公「フロド」が、あまりに情けなく描かれていて、ちょっと興ざめの面もあり、
  どちらかというと従者「サム」の活躍と忠誠心が目立ちすぎのきらいもありました。

   ところで、
「ターミネーター3」も、その後、妻と(アクションものが好きな人なのです)
  観ましたが、これも意外によかったですよ。

   

  
 8月5日

   きのう、新刊の、
石原壮一郎著『大人力検定』文藝春秋 という本を読んで、自分の
  大人力を調べてみました。

   意外に高得点だったので、複雑な気分になりました。 


   なお、石原氏には、他に、
『大人養成講座』、
『大人の舌先養成講座』という面白い
  文庫本があり、ニヤリと笑える箇所も満載です。


  
  
 8月2日
   
  昨日は、新しいノートン・インターネット・セキュリティのソフトのインストール、その他の設定に、
 半日を費やしてしまいました。
  つくづく、このような作業に向いていない自分を再確認したしだいです。
 (心臓と胃が悪くなったようです)

  悪意のある人間が増えているため、こんなことをして自己防衛しなくてはいけなくなった
 わけですが、いやな世の中です。

  先日、
アラン・ホールズワース(g)のことを書きました。
 いくつか聴いた中では、
「I.O.U.」、「NONE TOO SOON」、「THE SIXTEEN MEN
 
OF TAIN」などが、私のようなジャズ・ファンにも面白く聴け、推薦したいと思います。
  
  ついでに彼の教則本
「メロディ・コーズ・フォー・ギター」も買ってみました。
 スケールをもとに、いろんなコード・フォームを作って、メロディに応用していく方法が、
 詳しすぎるくらい載っていて、あのウネる彼独特のフレーズの秘密が少しかいま見られ、
 有益でした。 でも、少し細かすぎるきらいもありますね。


   
7月23日

  
○ 内田樹(うちだ たつる)著『街場の現代思想』 NTT出版

   お嬢さん大学として有名な神戸女学院大学の教授でもある、内田樹氏の最新刊である。
  彼のホームページは、以前から楽しみに見、書かれた本もできるだけたくさん読んできた。

   中では、『おじさん的思考』、『期間限定の思想』、『ためらいの論理学』が、お薦めである。

   さて、今度刊行されたこの本、相変わらず彼独特のユニークな発言が面白く、
  広がるいっぽうの文化資本における格差や、女性の勝ち犬、負け犬についての考えなど、
  ひとひねり加えた彼の話の進め方や物言いは、とても私好みである。

   前半三分の一は、以前彼のホームページ日記に書いた文から、残りは、関西の情報誌に
  掲載したものを収録したもので、特に後半の彼流の人生相談には、笑ってしまう箇所が多く、
  何度か吹き出しそうになった。

   彼のホームページ(本当にバリバリ文章が書ける人である)のアドレスを、下に載せて
  おきますので、知的に面白がりたい方は、彼の文を読んで、楽しんでみてください。

   「内田樹の研究室」

   http://blog.tatsuru.com/


  
7月11日

   最近読んだ本では、
日垣隆著の『現代日本の問題集』講談社現代新書が有益だった。
 

  この著者の本は以前よりいろいろ読んでいた。 この新刊は、近年の日本における
 「犯罪の増加、老後の不安、拉致問題、官僚支配、雇用不安、戦争報道、プライバシー、
 イラク派兵、年金改革」などについての的確な分析と解決法が述べてあり、
 とても役立ついい本だと思う。


 
(たまにはこのような本で、現在の日本の状態を考えるのもいいのでは・・・。)
 


 
 6月28日

  
 最近のマイ・ブームとして、いろいろ出ている井上章一氏の本を注文しては、
  読んでいる。

   彼の顔はテレビのコメンテーターとして、知ってはいたのだが、新刊の
  
「アダルト・ピアノ」 PHP新書 を読んで、彼の文章が気に入ってしまい、
  深みにはまっている。

   「美人論」、「関西人の正体」、「愛の空間」、「パンツが見える」その他、
  なかなか面白そうだ。
 


   
6月7日


  さて、しばらく音楽中心の生活だったため、面白そうな本の積ん読が進み、その処理(この
 言葉が好み)のためもあり、最近は、たくさんたまった江戸時代関連の本を平行して、いろいろ
 読み出しています。

  なにしろ、近年は江戸時代が再認識され、毎月のように関連本が出版されていて、
 うれしい悲鳴です。

  経済の成長や人口の伸びが頭打ちになっている平成の今と、江戸時代(特に後期)の
 類似もあり、これからの高齢化社会の生き方に、参考になるところがあることも、
 その要因だと思います。

  推薦したい本は本当にたくさんあるのですが、今回は今後のビジネスにも役立つこの本を。


  
「江戸時代をふりかえれば明日のビジネスがみえてくる」 井徳正吾著 はまの出版


  博報堂に勤める著者のこの本、前作の
「見えない若者市場より、見えている団塊市場を
 狙え!」
という本が、とても的確な分析とわかりやすさで面白く読めたために、買ってみたの
 ですが、これもなかなかの出来でした。


   
6月4日

  ネットの掲示板やチャットが、小学生の女児の事件で、ことさら注目を浴びている。

  私は、これらにまったく興味がないので、このサイトでも掲示板を作る気はないのだが、
 このサイトを作り始めて、見る人にわかりやすい文章とは何か、正しい言葉は何かを
 常に考えざるを得ないようになった。

  また、その日によって、サイトの中の文章で、敬体の文体と常体の文体がまちまちなことから
 わかるように、書き込む日の気分的なこともあり、統一することができず、読む人に違和感を
 もたせているかもしれない。  でも、うまくいかない。

  そこで、日本語による文章の書き方についての本を、意識的に集め、読んできたのだが、
 このサイトを見ている方に参考になるかもしれないと考え、下記にお薦めの本を紹介して
 みたいと思う。

  
『「分かりやすい文章」の技術』 藤沢晃治著 講談社ブルーバックス

  『「分かりやすい表現」の技術』 藤沢晃治著 講談社ブルーバックス

  『「超」文章法』  野口悠紀雄著 中公新書

  『にほん語観察ノート』 井上ひさし著  中公文庫


   
5月29日

  最近、世間を騒がせているウエブ・サイト
「2ちゃんねる」だが、何かを検索すると、
 検索結果に、そのサイトからのくだらないゴミ情報のログが、大きな顔で最初のところに
 多くひっかかりがちである。

  そこで、本当の知りたい情報に、早くたどり着ける方法が、以前紹介した
「ググる」
 載っていたので以下に紹介したいと思う。

  まず、下記のURLをコピー・アンド・ペーストでプラウザに入力して、
 このページに移動してから、「お気に入り」に登録し、

  
http://www.google.co.jp/search?q=-site:2ch+

  その後、グーグルを利用する際、この「お気に入り」から、グーグル検索をする方法である。

  (ページには、「site2chに該当するページが見つかりませんでした」という文章が出るが、
  かまわず上部のプラウザで、点滅の縦線の右側にて検索を。)

  これで、自動的に「2ちゃんねる」のログが除外されるようになる。


   
5月19日

  長い間、現在のイスラムと西欧のひどい状況の考察の助けにと思い、
 いろいろな本を読んできましたが、ようやく納得のいく説明が読めた本を、
 お薦めしたいと思います。

  
岸田秀と小滝透、両氏による対談集「アメリカの正義病・イスラムの原理病」
 
春秋社 ¥1700 という本で、イスラム世界と欧米の軋轢の歴史がわかりやすく
 述べてあり、原理主義のテロ、パレスチナ戦争、アメリカの野望、一神教について
 ”精神分析”していて、とてもエキサイティングかつ面白い本でした。

  この両氏は、日本の歴史についても
「日本人はなぜかくも卑屈になったのか」
 
飛鳥新社 という、いい本を、その後出していますので、上記の本が気に入られたら、
 読まれるといいと思います。

  

   
4月27日

  * 4月5日の記事の付け加え

   以前の記事で
「グーグる!」インプレス発行 を推薦したのですが、その後似たような
  内容の
「ググる」 津田大介著 毎日コミュニケーションズ ¥1280 と言う本が
  発売され、読んで比較しましたが、前者の方が、使いでがありそうで、いいように
  思います。 
   特に後者の目次、酷い配色のせいで見にくく、利用者のことをまったく考えていませんな。

   また、GOOGLEについては、
「GOOGLEの謎」水野貴明著 ソーテック社 ¥1780
  というやや専門的な内容に踏み込んだ本も発売されていますので、Web検索エンジン
  として現在最も利用価値の高いGOOGLEについて、より深く知りたいという方には
  お薦めです。


 
  4月24日

   13日に書いたサプリメントの記事、好評だったようなので、付け加えると。

 1 摂取の基本は、
マルチ・ビタミンマルチ・ミネラルとして、毎食後少量でもいいので
   継続することが大事。

 2 それを基本にして特定の効果のあるサプリをとる。

 3 同じ製品を長期間続けず、いろいろな会社(有名なものの方が一応安心)のものを
   試す。

 4 家族にも分けて、健康に対する意識を高める。

 5 特に薬はアルコールと一緒には摂取しないことが原則だが、サプリメントも同時摂取は
   避けた方がいい。

 6 鉄剤でない限り、お茶と一緒に飲んでもいいのではないかと思う。

 7 ニンニクも、免疫力を高め、体にいいので、他人と会わない時は
   どんどん利用すべきでは。
   

 
  4月17日

  前に書いた
多湖輝氏の本に共感できる意見が多かったので、ネットで、その他の
 本も注文し、何冊か読んでみました。

  その中では、
「頭は50歳で切り換えよ」青春出版社 プレイブックス ¥850という本を、
 最近になってパソコンを始めたり、ウェブ・サイトを作成したり、今後の人生に不要なものを
 切り捨てたりした私の考えと似ていることもあり、特にお薦めしたいと思います。

  蓄える人生から、豊かに楽しむ人生へのスタートポイントとなる50歳、
 ここらで、発想の転換も必要ではないかと、痛感しました。

  よかったら参考に。 (まだ50には間があるという方も)


   
4月13日

  この 2,3、日、スパイウェアについて、調べることにかかずらわり、じっくり音楽を聴く
 態勢がとれませんでした。 しかしPCとは何て面倒なものなのか、はっきり分かったし、
 これからの世の中は、本当に性悪説をとらないと対処できないことが身に染みました。
 
  今イラクで起こっていることがらも、人間の性善説を信じる難しさを感じさせ、一神教の
 怖さも再確認したところです。

  さて、このような世の中を、生き延びていくために必要なのは、何といっても自分自身の
 健康でしょう。 そこで、16年間、一度しか病院に行っていない私が薦める、サプリメントに
 関する本を下記に紹介したいと思いますので、よかったら参考に。

  
「サプリメント小事典」 蒲原聖司 平凡社新書 2003年10月

  「サプリメント健康バイブル」 NPO日本サプリメント協会 小学館 2004年1月
 
  「完全版ビタミン・バイブル」 アール・ミンデル著 丸元淑生訳 小学館 2004年4月

  ぜひこれらの本を読んで、病気予防と元気創出に役立ててください。

  もう、ビタミンB群やA、C、Eやカルシウムだけではないことがはっきり分かります。

  ちなみに私が最近よく上記の他に利用しているのは、
マルチミネラル、イチョウ葉エキス
  
ブルーベリーコエンザイムQ10 (その後TVで大きく採り上げられたこともあり、
  今では大ブーム)
、エキナセア、DHAなどです。   αーリポ酸も。


 
  4月7日

    サッカー中継のアナウンサーとして、
倉敷保雄氏の力量は際立っていますね。
  話も面白く、聴いて楽しくなる彼の話術は本当に貴重です。

  P.S. 今日読んだばかりの本ですが、面白かったので、推薦したいと思います。
    (特に働き盛りのビジネスマンの方に)
   
「盲点力」 という、多湖輝氏の新講社から出たばかりの本で、わかりやすい言葉で
   書かれた(
これが大切、変に気取って難しい言葉や言い回しをする本にろくなものはない
   新鮮な発想が湧き出る楽しい内容で、元気の出る本です。


   
4月5日

  今日届いて、今読んだばかりの、ほやほやの本を、さっそく誰よりも速く?推薦します。

  それは 、
「グーグる!」 インターネットマガジン編集部編 インプレス発行
 という本で、検索エンジンとして私もよく利用している「グーグル」の検索力アップに
 大変役立つ素晴らしい内容の本だったからです。

  新書判の大きさで1280円のこの本、インターネットの効果的な活用のヒント満載で
 私もさっそく「ナカーラ」で検索してみると、なんと3つの記事が引っかかってきました。
   

  

   
3月12日

  
  ご存知の方もいると思いますが、念のため、友人の(かつて彼とは一緒に、ジャズを演奏する
 グループを組んでいました)ムーンライダーズの
白井良明氏の公式HP(ここではギター番長)の
 URLを載せておきます。

  スケジュールやBBSやいろんなワインについての感想など、面白いですよ。
 最近のライヴの様子も動画で見ることもできます。
 
  
http://tonpi.net/top.html


   
2月20日

  さて最近読んで面白かった本として、下記の2冊をあげたいと思う。

 
「ゲーム理論トレーニング」 逢沢明著 かんき出版

  近年注目されている、ゲーム理論の実践を、仕事や恋愛、争いなどに応用できる本で、
 数学的なことを完全に理解しなくても、結論だけをうまく利用したい、私のようなものにも
 役立つ、いい本だった。 (数学は大嫌いだけど、理系の本は結論だけ知り、うまく
 生活に取り入れたいので、よく購入する。)

 「心理学化する社会」 斎藤環著 PHP研究所

  何か事件が起きると、マスコミに出てくる精神科医たちや、現代社会のトラウマの扱い方、
 その他について、いろいろ考えさせる本で、著者の、性善説に立つように見せながら、
 ゆるやかな管理を押し付けてくるカウンセリングに対する批判は、前々から
 胡散臭く感じていた私にも、十分共感できるものだった。


   
1月8日

  最近読んだ本で、面白くてためになった本と言えば、
「知ってるようで知らない
 
オーケストラ楽器 おもしろ雑学事典」 緒方英子著 ヤマハミュージックメディア
 と言う本をあげたいと思う。(¥1600)
  オーケストラで使用される、いろいろな楽器についての雑学の本なのだが、
 著者が実際サックスを演奏していることもあり、日本の各楽器の第一人者から、いろいろ
 今まで知らなかった、楽器の細かいこだわりの情報を聞き出していて、実に楽しい本だった。

  私は、サックスを演奏していたので、サックスについての項目は特に、興味を持って
 読んだのだが、ストラップやリードについて新しい発見もあり、音楽愛好者の方に(ジャズ、
 クラシック問わず)ぜひ一読を薦めたいと思う。


   ちなみに、アマゾンとHMVでも、何枚かのCD・DVDのレヴューを、富山県の
  「ナカーラ」のニックネームで書いていたが、このウェブサイトを作成したので、
  今はやめている。
   


   音楽を聴くための装置としては、JBLのスピーカー、マッキントッシュのプリアンプ、
  メインアンプ、マランツのSACDプレイヤーなどを使用している。

  やはりある程度のオーディオ装置は音楽を深く楽しむためには必要かも。

   数年前、思い切ってグレード・アップしたのだが、これが大正解。
  

   
 
 最後に

   私のウェブサイトは、既存のジャズ・ジャーナリズム、ジャズ業界、レコード会社、
  レコード店などとは、まったく無関係なので、そのへんよろしく。 

  また、あくまでも、身銭を切って買ったものしかレヴューしないことがポリシー。

  でも、もし間違っていると思うところがあったら、メールで。

   Special thanks to my family


  
とまあ、ここで終わりと考えていたが、「ニューリリースの感想と情報」のページの容量の
 こともあり、ここより下に、以前アマゾンとHMVに書いたレヴューを載せることにした。 

 

次の新譜には、やはり、生涯をかけて追い続けたいと思っている(現在も毎月、新発見のブートが
 出ています)マイルズ(p・バラカン氏にならい、私のサイトではマイルズとします)の
「ザ・コンプリート・
 ジャック・ジョンソン・セッションズ」
をとり上げたいと思います。

     ’70年2月18日〜6月4日録音  5つ星 (5つが最高です)

  私が購入したのは、COLUMBIAのUS盤ですが(なにしろ国内盤との値段差が
 すごすぎるので)、この5枚組のBOXセット、マイルズ者である私にはマスト・アイテム。
 さっそく、アマゾンにも載せたレヴューにいってみよう。 (始めの頃のレヴューのため文が少し
 硬めです。)

5つ星のうち5 とにかく「マイルズを聴け」なのだ, 2003/10/23

レビュアー: ナカーラ   富山県 Japan

 このBOXセット、ロック・リズムやブラジル・サウンドの導入、その他、いろんなことが語られていると思うが、とにかくマイルズのペットのソロを中心に聴くといいのでは。  ボクシング・トレーニングの成果もあり、マイルズの体調が万全のせいで、(ペットは体力がいるからね)全レコーディングの中でも「ビッチズ・ブルー」から、(ブートも含め)「ジャック・ジョンソン・セッッションズ」の頃のマイルズのソロは凄すぎる。  リズムや他の奏者の音に対する反応は素早く、ソロの構成力も特筆すべきもの。  マイルズのソロは、まわりのサウンドが変わっても、生涯あまり変わらなかった、などという意見もあるが、そうだろうか。  ソロの中身自体、リズミカルな、高音域と半音階をうまく使った、前人未到のものとなっている。  この後はワウ・ワウ等、エフェクターを多く使うため、オープンのソロでは、ここでのソロが迫力満点。  漫然と聴くと、別テイクが続くため、単調さを感じるかもしれないが、曲の完成度など気にせず、マイルズのソロのみ集中して聴くと、感動の瞬間が続出する宝物のBOXセット。

 

  次は一度発売した後、また予約を受け付けていたビル・エヴァンズのCD
 「ライヴ・イン・ロンドン」のレヴュー。


             4つ星


                  Live in London [FROM US] [IMPORT] BILL EVANS             

貴重な65年3月2日と11日の未発表ライヴ 2003/10/26

 チャック・イスラエルズラリー・バンカーがメンバーの、ロニー・スコッツ・クラブでの未発表ライヴCD。 このトリオでの演奏もだいぶ成熟し、エヴァンズ晩年の、あせりや走りもなく、愛奏曲を6、7分で、すっきりと、しかも香気をたたえて演奏している。( P・ペッティンガーのエヴァンズの本では191〜193ページにこの時のことが載っている) この後、3月19日には同じメンバーでの、「JAZZ 625」の映像があるが 、3曲しか重ならず、フォルテのときのピアノの音が少し割れ気味に聞こえるのを除けば、鑑賞には十分堪えられる音だと思う。   おまけに。  エヴァンズの左手のコードの組み立て方と構成音が、JAZZ(モダン)・ギターのコードフォームのそれと似ていることを、エヴァンズの演奏のコピー譜を研究している時に発見した。 ギタリストもエヴァンズは研究すべき巨人だと思う。



                 次は知る人ぞ知るマニア好みのピアニスト。


        4つ星                   


                  Passing Ships [FROM US] [IMPORT]
                           Andrew Hill

 
見逃せないヒルの未発表作品, 2003/11/01

レビュアー: ナカーラ   富山県 Japan

 アルフレッド・ライオンが晩年まで気にかけていたピアニスト、アンドリュー・ヒルの’69年11月7日、14日録音の未発表CD。(LPでも出ていない)   このCD、ヒルの60年代後半のCDの中では、なかなかいいと思う。  編成は8人のバンドだが、主にソロをとるジョー・ファレル、ウディ・ショウ、ディズィ・リースのソロが張り切っていて、内容もよく、RVGの録音もあって、音がよく前に出ている。  ところどころ、ハンコックの「スピーク・ライク・ア・チャイルド」や「プリズナー」の雰囲気も感じられ、作編曲家としてのヒルを再認識させられた。  でも、惜しいのはリーダーのピアノ・ソロ。  もっと鋭さとテクニックがあれば、今頃、もっとメジャーになっていたのにと思ってしまうのは、私だけかな。 





 次は有名な白人サキソフォニストの死後の突然の名作。    
                 
                            

     5つ星             国内盤 ユニバーサル クラシック&ジャズ                                                     

                   ボサ&バラード~ロスト・セッション
                      スタン・ゲッツ

5つ星のうち5 このCDはごきげんー見逃すな    2003/10/20
レビュアー: ナカーラ   富山県 Japan

 80年代から晩年にかけてのスタン・ゲッツの演奏が好きなので、このCDも近年よく出る未発表のライヴの一つかと、やや軽い気持ちで、しかも「ソウル・アイズ」の別テイクのボーナス曲につられ購入したところ、これが大当たり。 すごくいいのでおすすめしたい。
 以下、 いいところ。
* 89年のスタジオセッションで、ゲッツが張り切って集中している。

* ボサといってもジョビン等の定番でなく、名手ケニー・バロンの素敵な5曲をボサノバのリズム等
 で演奏している。

* A・シュミットの録音が冴えに冴えて素晴らしい。
 
* 「ピープル・タイム」他のライヴ物と違い、力み過ぎず、かつメロディアスなゲッツのテナーソロは聴
 き飽きない。

* バロンとベースのジョージ・ムラーツのコンビを採用したゲッツのCDは少ないが、とにかく音程の
 いいムラーツのベースはストレス・フリー。

 おまけに。
 70年代の初め頃、私は実際にゲッツの演奏を東京で聴いたのだが、(bはD・ホランド、dsはJ・ディジョネット)日本での手抜き疑惑とか貞夫さんの本でのよくないうわさの情報とかが頭をよぎり、素直に聴けなかった苦い思い出がある。

 演奏は白熱したいいコンサートだった。 しかし、いくら若いとはいえ、共演者のピアノのリッチー・バイラークに水を運ばせているのにはびっくり。  でもすごいテナー奏者であることは事実。
 
 



  ここからは、HMVに以前に載せたレヴュー。

                           '78年1月15日のライヴ録音

                        Bill Evans (piano) / Getting Sentimental

7
ナカ  富山  2003年09月05日

 このCDはいわば ’96年に出たBOXセット「THE SECRET SESSIONS」の続編。M・ムーアのベースがこのCDの売りなのだが、録音者も場所も同じなので、音は推してしるべし。ds.出すぎで、p.は走る、走る。
  EVANSマニアの人に。

 

                  ハービー・ハンコック(p)の珍しいメンバーでのトリオ映像

                           ’84年 スイスでの録音 (DVD)国内盤

                         
Herbie Hancock / Hurricane

8
ナカーラ  富山県  2003年09月10日

うーん、このDVDの評価、なかなか難しい。B・コブハム入りトリオの‘84年初出が売りだが、肝心のリーダーの乗りがいまいちなのだ。でもコブハムの素早いステックさばきは見ものだし、カーターの、CTI時代よりは自然な音での安定したプレイは好感がもてる。2曲のボーナス曲では、「スピーク・ライク・ア・チャイルド」でのハンコックのソロが最高にイカしているので得した気分になる。




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