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‖ 麦屋踊り ‖
 
  むぎや踊りで注目されるのは、凛々しい男踊りです。黒の紋付袴姿に白たすき、腰に刀を差した出で立ちの若者たちが、シャープな動きで巧みに笠を繰り舞います。唄の哀調に対して、その姿はなんとも勇壮で、いわば曲線と直線、あるいは静と動が融合した世界を繰り広げます。

 
‖ 麦屋節 ‖
 
  麦屋節の歌詞には、素朴な農作業の風景が描かれるとともに、落武者たちの思いがつづられています。歌詞に託された思いが、哀調漂う旋律にのって,耳に届くとき、誰もがまるでいにしえの人々の心に降れたような、切なさを感じずにはいられません。 越中五箇山は民謡の宝庫としてしられ、麦屋節のほか、全国的に有名な『こきりこ』、明るく現代的な『といちんさ』、風刺性を盛り込んだ庶民的で楽しい『古代神』、流刑されてきた遊女お小夜の悲しい運命を唄った『お小夜節』、心中話を題材にした『四つ竹節』などが唄い継がれています。城端むぎや祭ではこれらの民謡・踊りも披露されます。