伝統料理

今でも食べている料理が多い。
季節 行 事 料  理  名 料  理  の  特  徴 材  料
正 月 雑煮 焼いた角餅に山菜等を入れる。 角餅、ゼンマイ、エビ、ワラビ、コンニャク、ネギ
黒豆 黒豆を時間をかけて甘く煮込む。 黒豆
ヒマツリ ボタモチ オハギのことで、甘いものと塩味の2種類をつくる。 もち米、米、アズキ
日ごろ ミソ 大根おろしと酒粕に、米ぬかと生鰯を入れて煮込む。 大根、酒粕、米ぬか、生鰯、ネギ
栃餅 山から拾ってきた栃の実をアク抜きをして餅をつくる。 もち米、栃の実
クキ 味噌汁や油炒めにして食べる。酸っぱい味がする。 冬季用の保存食で、シャクシナを塩漬けにしたもの。
春祭り センナ ワサビの葉と茎が辛いほどおいしいとされる。 ワサビの葉・茎
カイブシ ゴボウとカイブシ(小魚)を酒と醤油がなくなるように煮込む。 ゴボウ、カイブシ(小魚)の頭と尾と腹を取ったもの
ナマス ダイコンとニンジンの色と歯ざわりを楽しむ。 ダイコン、ニンジン
ユビス 卵を入れてべっ甲のような色合いにする。 寒天、卵
昆布巻き 時間をかけて昆布が柔らかくなるまで煮込む。 昆布、ニシン、梅干
日ごろ アザミの煮込み 山菜のアザミにニシンの甘みがしみ込む。 アザミ、ススダケ、干しニシン
ススタケの煮込み 山菜のススタケを昆布またはワカメといっしょに煮込む。 ススタケ、昆布、ワカメ
コゴミの胡麻和え 芽が出たばかりの柔らかいコゴミを胡麻で和える。 コゴミ
キノシタのオヒタシ キノシタノ独特の香りを楽しむ。 キノシタ
日ごろ ニンジン葉の胡麻和え 間引きしたニンジンの葉を胡麻で和える。 ニンジン葉
ソウメン 器にソウメンと冷たいダシを入れて混ぜながら食べる。 ソウメン、ショウガ
ウリの酢和え カタウリを薄く切り、コリコリした硬さを楽しむ。 カタウリ
ユウゴのアンカケ ユウゴとアンカケの味が調和する。 ユウゴ、片栗粉
報恩講 イトコ煮 ササゲに小さくサイコロ状に切った根菜を入れ、味噌味にする。 クワラササゲ、大根、ニンジン、ゴボウ、里芋
アズキ汁 アズキを中心に、豆腐、ズイキ、里芋を味噌味にする。 アズキ、豆腐、ズイキ、里芋
ゼンマイの辛子和え ゼンマイを辛子で和える。または自分で好みに応じて辛子を混ぜる。 ゼンマイ
ジンダ 豆腐用大豆の粉にダシと山菜を入れて混ぜる。 大豆の粉、ゼンマイ、ワラビ
ウドの和え物 ウドを、カボチャの種を炒って粉にしたもので和える。 ウド、カボチャの種、ゴマ、クルミ
煮しめ 自分の家で採れた物や山菜を中心にして煮しめる。 ゴボウ、ニンジン、里芋、ワラビ、フキ、豆腐、昆布結び
日ごろ 赤カブの漬物 五箇山産の赤カブを使用し、赤い色と歯ざわりを楽しむ。 赤カブ

黒豆
(正月、大黒柱に御鏡と黒豆を供える。)


センナ
(ワサビの葉と茎)
アザミの煮込み
(アザミ、ニシン、ススタケ)
カイブシ
(ゴボウ、カイブシ、唐辛子)
干しクキ(酢の味)
(シャクシナを塩漬けし、茹でた後、
天日で干した)
報恩講の精進料理
報恩講でのお斎の様子
岩魚の骨酒


昔の相倉の食生活
  ・ 雪が多く積もるので、柿や梅のような果樹は枝折れして育ちにくい。
  ・ 梅干は土蔵のある家でつくられることが多かった。
  ・ 梅干は、風邪をひいたときにお粥といっしょに薬のようにして食べた。
  ・ 大黒柱に御鏡、御神酒、黒豆を供える。
  ・ 初午には米の粉でダンゴをつくり、一部はマユの形にし、他は丸い形にして茹でて黄粉をつけて食べる。
  ・ 報恩講の御膳は赤塗りを使う。
  ・ 冬の大根などの保存は、畑などで一箇所に固めて茅で覆った。積雪があるので春まで保存できた。
  ・ 肉類はほとんど口にしなかった。主に魚類を食べ、干した物や塩漬けにされたものが中心であった。
  ・ 味噌は自家製であり、大豆、塩、麹でつくり、3年から5年ねかせる。


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