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鹿児島の吉田さん
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「42年振りのゴム飛行機」
その柿本さんから図面を頂いた。レッド・ウイング・シリーズ(普及A、小型A、そしてB級)である。これが、頂いた図面を元に製作した普及型Aである。初めての「しわ張り」に戸惑いながら完成にこぎつけた。ペラはユニオンの21センチ胴は桐板2ミリを張り合わせて立て方向の剛性を確保した。久しぶりの「ひご曲げ」に苦労する。実はこの「ひご」が曲者であった。製作に当たっては部品の調達をやらねばならない。(大げさか…)普段はピーナッツ・スケールばかり製作していたものだからバルサや桐の薄板(桐タンスのスクラップ)は手持ちがあるが「竹ひご」が無い。胴と翼台は完成した。いそいそとホーム・センターに「竹ひご」の買出しに出向く。いざ、曲げ加工となる。「ろうそく」はちょっとね…ということでガスコンロの炎で…と簡単にいけばよかったがそうはいかなかった。「折れる」。曲げる前に「折れる」。曲がりつつ「折れる」。とにかく「折れる」。(こりゃーいかん。加減がわからんし、3丁目の夕日(漫画)に載っていたように「ビン」なんかにしごいてジックリと熱加えんといかん…)それでも上手くいかない。(じゃ、煮るか…)フライパンに水を入れ沸騰させる。底が浅いので斜めに寝せて竹ひごをお湯に漬けることができる。徐々に力を加えてなるべく小さなRになるように曲げていく。曲げが進んだらゴム紐で固定して乾燥を待つ。その後に図面に合わせ、はんだコテの出番となる。はんだコテは先端ではなく発熱体をカバーしている金属パイプの外周面を用い、大きい曲げの場合は大きく前後に滑らせ竹ひごを加熱し、熱いうちに指で撓りしごく。小さいRの場合は細かく擦り付ける…て゛、要するに「竹は熱い内に曲げろ」である。図面通りに竹ひごを曲げる…実は今回が初めてである。子供のころは図面に曲げひごを指で合わせて切り、翼台にニューム管を取り付けたら、とりあえず翼を作る。翼の前縁と後縁のカーブはリブをセットした時点で出来るものとこれまで思っていた。師匠曰く、「熱を加えて曲げることで翼形の狂わない翼が出来ます。」おっしゃるとおりである。完成した写真の普及型レッド・ウイングは型崩れしない翼を持っている。しかし…である。

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